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2017/12/25

石か?宝物か?

本日訪れた山での拾い物。

 
2
 
見た通りの石です(~_~;)。粘板岩である。
 
これ、写真ではわからないが、表面がツルツル。指で触ると滑るのだ。もちろん、自然状態。誰かが磨いて、それを山に捨てるということは有り得ない。というより、いっぱい落ちていた。
実は砥石の原石。拾ったのは、かつて砥石鉱山があったところだからだ。
これは人工的につくったものでなく天然砥石だから、ちゃんとした形と大きさに加工すると、一つ何万円にもある。宝物である。
 
3
 
こちらが断面。裏は凸凹である。
 
素材そのものは素敵な仕上げ砥石になるであろう。だが、なぜ捨てられているのか。
 
おそらく割れているから商品としての大きさは確保できないと判断したのではないか。こんなかけらを拾い集めて運ぶ手間を惜しんだのかもしれない。しかし、小さなサイズの砥石だって必要だ。わざわざ購入してから割る人だっているのだから。
とすると、加工するなどの手間に見合う金額で売れないと判断したのか。
 
では、売り物になる砥石の価値はどこにあるのか。この捨てられた石の価値はどこにいってしまったのか。
 
価値は加工にあるという見方もできる。マルクスの労働価値説のように。しかし、順序が逆かもしれない。価値がないから加工しないと見られるからだ。
 
 
これは石の話。この石を拾った森の中には、保育間伐した丸太がごろごろしていたよ。なかには直径20センチ級のものも少なくなかった。
 
多分、森の中には潜在的には資源なのに、価値を付与できないものがいっぱいあると思うよ。

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