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2018/01/05

森林環境税で直接支払いを

今年は、あんまり林業政策について触れたくないな、という気分がある。(なぜって、考えるだけで気分が悪くなるから。)
 
が、新年早々、こんな情報が入ってきた。“林業関係者の悲願”だという国の森林環境税の創設がとうやら本決まりのようなのだが、様々な問題を抱えている中で、大きなものにすでにある府県の森林環境税と国のものをいかに棲み分けるか、という点。
 
なにしろ同じ目的による二重課税である。どちらも徴収は県民税、市町村住民税に上乗せという変則的な方法で、しかも特定財源とする。
だから違いを出すためには使い道などで棲み分けるしかないのだが、フツーに考えれば府県が先につくった税金なのだから国がそれとは違った使い道にするのが筋だ。
 
が、林野庁幹部は「森林環境税にかぎらず、国の新しい制度ができたとき、県の既存制度と役割調整するのは県の仕事」と言い放ったそう。
 
こういうのを盗人猛々しいというんだろうな。オレ様発想というか、棲み分けのアイデアさえ出ない能無しぶり。
 
 
ここまで言われるのなら、府県側がまったく使い道を変えてしまったらどうだろう。
 
オススメは、林業関係者への直接支払い制度をつくってその財源にすること。月に何万円か受け取れたら、生活安定に寄与するだろう。それも優秀な人材には割増に払うのだ。そうすれば全国から能力のある林業技術者を引き寄せて集めることができる。
林業従事者の数はしれているし、県の森林環境税でも少なくても3億円程度はあるうえに、県外者が移り住めば県の人口も増えて地方交付税交付金も増額されるので、財源としては十分だろう。
 
そのうえで支払額に等級をつけて資格の有無を問うたり、実地試験を受けさせる。チェンソーや重機の扱い方とか植え付けや草刈り、選木眼などをチェック。そして森林知識とか林業関係の法令、さらにはコミュニケーション能力もチェックするのはどうだ。ちゃんと人前でしゃべれるか(笑)。仕事内容を他人に説明する能力も林業には必要だ。
現場従事者ばかりではなく、経営者にも適用できないか。森林経営計画を自分で立てられると金一封(笑)。どうせなら林業関係者の中に、林業記事を書くライターも含めてほしいが……。
 
経験年数だけではダメで、実力によって給与の額が変わってくるとなれば真剣になるはず。
 
さらに、今の自分の実力では無理だ……と思う人向きに、林業予備校をつくる。ここで2年間学んだら、直接支払いの等級が最上位になりますよ、と勧誘すれば生徒も集まるだろう\(^o^)/。
 
下手な林業大学校をつくるより需要があるだろうし、林業人材の底上げに寄与するはず。
 
というのが初夢でした(笑)。
 
 

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政策・行政関係」カテゴリの記事

コメント

バックキャスティングの思考をしたら良いですね。
森をどのように整備したら良いか、其の担い手に期待すること(スキル)及び養成方法など。

田中さんは、やはり、森林課題解決コンサルタント?!

私の提案する問題解決案は、絶対に誰も実行に移さないと思う(~_~;)。

田中様に於いては、お考えや提言・提案を発信できるスキルと手段を持って居られるます。
ブログのコメントには『反論・賛同、稀に誹謗・中傷』もあるようですが・・・田中様の「正論」をサポートする人も居ります(私も)し、何より、「発信し続ける」事、其の姿勢が大事だと思います。

これからも日本の森林界を「揺さぶって」下さい!!と、小生からの年頭言(?!苦笑)を申し上げる次第です。

ありがとうございます(泣)。。。そうした声を頼りに発信し続けていきます。
 
ま、反論は歓迎ですが、中傷などマナーをわきまえない反応に対しても、心を抑える修行の場としてわきまえております(笑)。

林業関係者への直接支払いの案件、もし成立したら、超個人林業関係者(従業員2~3人)にもまわってくるかしら…(?_?)

森林について小学校からじっくり教えたらどうかしら…[国][数][森][体育][理][歴][木]
遠足は生駒山sign01

「直接支払い」ですから、所有しているだけ……の山主はダメで、直接林業に携わっている個人を対象とすべきでしょう。。。
ああ、何か本当に実現しそうな気がしてきた(笑)。

時代よ、世間よ、林業界よ、○○○よ、『何時になった俺に追いつくのだっ!!』・・・これが田中さんの言い分かも知れないなー、と思うことが続いてました。そして、
田中さんの提言や提案を素直に聞いていた小生でしたが、此処に来て『田中さんに追いついた感』があり、(密かに)喜んでいおり、今日此処にその旨を打ち明ける次第です。(苦笑)

田中さんから年賀のご挨拶を頂戴し、気を良くしてのコメントを致す次第です。

強く賛成です!利益の還元を山元へ!

私に追いつかないで結構です(~_~;)。どちらかと言えば、林業事情を批判するのが億劫。書かないで済むような状況にしてほしい。

誰かがやらねば…
選ばれてしまった田中様、fightです…(T-T)
わたくし、只今無職なのでお手伝いしましょうか?(時給発生\)
…知識0ですが♪

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