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2018/02/21

平安大極殿の礎石

先週末、京都で開かれた谷山浩子のソロコンサートに行ったのだが、その日は平昌オリンピックで羽生・宇野コンビの金銀が決まった日。

当然?その話題に触れられたのだが、その際に谷山様が口にしたのは、
 
「田中刑事クンは、どんな思いで二人を見ていたのだろう」だった。
 
18位だった彼は、二人の陰に隠れて、ほとんど話題に上がっていない。そんな視点も忘れたくない。もっとも、話は「田中クンが警察に勤めたらどうなる。田中刑事刑事か。先輩上司にツッこまれること5回」と妄想を暴走させていくのだが……。
 
 
さて、会場になったのは京都文化博物館別館。それが明治の洋館なのだ。外側はレンガづくりだが、床は大理石が張られ、木製の天井にも窓がある。元は日銀京都支店だったらしい。国の重要文化財に指定されている。
 
3
 
その中庭に、こんなものが展示されていた。
 
3_3
 
単なる自然石みたいに見えるが、実は平安京の大極殿(天皇の執務殿)の礎石だそうだ。割れているので全体像が見えないが、直径1メートル以上と見込める。
となると、その上に乗っていた柱の太さはどさぐらいか。写真にも少し見える線が柱を載せる場所の輪郭だとすると、60~70センチ級かもしれない。
 
平安京をつくった木材は、主に丹波と近江から運ばれたらしい。いずれも飛鳥・平城時代より伐りだしていたから、そろそろ太い木が底をつきかけてきたはずである。
 
 
ちなみに奈良・平城宮跡に復元された大極殿の柱と礎石は、こんな具合。柱は直径80センチ級のヒノキであった。
 
Photo
 
これは建築中に取材に行ったときのものだが、なんだかキレイに成形されている。奈良時代の後の(新参者の)平安京の礎石が自然石ぽいのに、それより前の時代がきれいすぎるのは、忠実な復元をめざしたとは言えないね。
まあ、この礎石の下はコンクリートで免震装置も備えている。構造も記録がないから「おそらくこうではなかったかなあ」と想像した部分が多く、完全復元ではなく想像復元である。
 
 
 

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