森林環境税ぶんどり合戦始まるか
まだ国会審議も終わっていないのに、もはや実施確定的な森林環境税。
« 奈良公園の芝生のヒミツ | トップページ | 平安大極殿の礎石 »
「政策・行政関係」カテゴリの記事
- 「森業アワード」で思い出す(2026.07.21)
- 今度はネットゼロパスウェイ認証(2026.07.12)
- メガソーラー訴訟、奈良県が上告断念の裏で(2026.07.06)
- イギリスどうする?EUDR(2026.07.08)
- 新たな「森林・林業基本計画」(2026.06.07)
門脇仁: 広葉樹の国フランス: 「適地適木」から自然林業へ
知られざる森林大国、忘れられた林業先進国、フランス。広葉樹を主体とした特異な林業こそ、現代的である。日仏比較も行いつつ、その実像を追う。
田中 淳夫: 山林王
稀代の山林王・土倉庄三郎の一代記。自由民権運動を支え、全国のはげ山の緑化を進めた。また同志社や日本女子大学設立に尽力するなど近代日本の礎をつくった知られざる偉人を描く。
田中 淳夫: 盗伐 林業現場からの警鐘
21世紀になって盗伐が激増している。日本でも大規模で組織的に行われているのだ。そして司法は、まったく機能していない。地球的な環境破壊の実態を暴く。
田中 淳夫: 虚構の森
世にあふれる森林を巡る環境問題。そこで常識と思っていることは本当に信じていい? 地球上の森は減っているのか、緑のダムは存在するのか。る? 地球温暖化に生物多様性、SDGsに則しているのか? 異論から考えると別世界が見えてくる。
田中 淳夫: 獣害列島 増えすぎた日本の野生動物たち (イースト新書)
シカ、イノシシ、クマ、サル……獣害は、もはや抜き差しならない状態まで増加している。その被害額は1000億円以上?しかも大都市まで野生動物が出没するようになった。その原因と対策、そして今後を見据えていく。
田中 淳夫: 絶望の林業
補助金漬け、死傷者続出の林業現場、山を知らない山主と相次ぐ盗伐、不信感渦巻く業界間……日本の林業界で何が起きているのか?きれいごとでない林業の真実を暴く。
保持林業―木を伐りながら生き物を守る
保持林業とは新しい言葉だが、欧米を中心に世界で1億5000万ヘクタールの森で実践されている施業法だという。伐採後の生態系回復を早めるために行われるこの手法、もっと日本に知られてもよいのではないか。
田中 淳夫: 鹿と日本人―野生との共生1000年の知恵
奈良のシカは赤信号に止まる? 鹿せんべいをもらうとお辞儀する?カラスがシカの血を吸っている? 彼らを観察したら、獣害問題の解決の糸口も見えてくるはず。
山川 徹: カルピスをつくった男 三島海雲
カルピス創業者三島海雲の評伝。彼は内モンゴルで何を見たのか。何を感じたのか。その夢を乳酸菌飲料に結実させた足跡を追う。土倉家の面々も登場する。
田中 淳夫: 森は怪しいワンダーランド
森には、精霊に怪獣に謎の民族、古代の巨石文化が眠っている!そう信じて分け入れば遭難したり、似非科学に遭遇したり。超レアな体験から森を語ればこんなに面白い? 読めば、きっと森に行きたくなる!
村尾 行一: 森林業: ドイツの森と日本林業
林学の碩学とも言える村尾行一の林業論の集大成か?
ドイツ林業を歴史的に追いつつ比べることで浮かび上がる日本林業の大問題と抜本的な処方箋
田中 淳夫: 樹木葬という選択: 緑の埋葬で森になる
広がりつつある樹木葬。今や世界的な潮流となる「緑の埋葬」となる、森をつくり、森を守る樹木葬について全国ルポを行った。
田中 淳夫: 森と日本人の1500年 (平凡社新書)
日本の森の景観は、いかに造られたのか。今ある緑は、どんな経緯を経て生まれたのか。日本人は、どのように関わってきたか…。今ある景観は、ほとんどが戦後生まれだったのだ。今後必要なのは「美しさ」である!
田中 淳夫: 森林異変-日本の林業に未来はあるか (平凡社新書)
21世紀に入り、激動の変化を見せ始めた日本の林業。この変化を知らずして、日本林業を語るなかれ。果たして森にとって吉か凶か。そして「大林業」構想を提案する。
阿部 菜穂子: チェリー・イングラム――日本の桜を救ったイギリス人
もはや桜の故郷はイギリスだ! と感じさせる衝撃の書。ソメイヨシノ一色ではない多様な桜を守っているのは日本ではないのだ。そして日英交流史としても第一級のノンフィクションだろう。
田中 淳夫: ゴルフ場に自然はあるか? つくられた「里山」の真実
ゴルフ場は自然破壊? それとも現代の里山? このテーマに再び取り組んで『ゴルフ場は自然がいっぱい』を大幅改訂して出版する電子書籍。
田中 淳夫: 日本人が知っておきたい森林の新常識
森林ジャーナリズムの原点。森林や林業に関わる一般的な「常識」は本当に正しいのか、改めて問い直すと、新しい姿が広がるだろう。そして森と人の在り方が見えてくる。
日本の森を歩く会: カラー版 元気になる! 日本の森を歩こう (COLOR新書y)
森林散策ガイド本だが、第2部で7つの森を紹介。全体の4分の1くらいか。私が記すとルートガイドではなく、森の歴史と生態系をひもといた。
田中 淳夫: いま里山が必要な理由
名著『里山再生』(^o^)の内容を一新した改定増補版。単行本スタイルに変更し、美しくなった。里山を知るには、まずここから。
田中 淳夫: 森を歩く―森林セラピーへのいざない (角川SSC新書カラー版)
森林療法の成り立ちから始まり、森が人の心身を癒す仕組みを考察する。森の新たな可能性を紹介した決定版。 全国11カ所の森林セラピー基地のルポ付き。
田中 淳夫: 割り箸はもったいない?―食卓からみた森林問題 (ちくま新書)
割り箸を通して見えてくる日本と世界の森林。割り箸こそ、日本の林業の象徴だ!
田中 淳夫: 森林からのニッポン再生 (平凡社新書)
森林・林業・山村は一体だ! その真の姿を探り、新たな世界を描く
田中 淳夫: 日本の森はなぜ危機なのか―環境と経済の新林業レポート (平凡社新書)
かつての林業は木を売らなかった? 真実の日本林業の姿を紹介し、現状と未来を俯瞰した目からウロコの衝撃の書。
田中 淳夫: だれが日本の「森」を殺すのか
誰も知らなかった?日本の林業と林産業の世界を描いた渾身の1冊。
田中 淳夫: 田舎で起業! (平凡社新書)
田舎は起業ネタの宝庫だ! その成功と失敗の法則を探る、地域づくりのバイブル
田中 淳夫: 田舎で暮らす! (平凡社新書)
田舎暮らしは田舎づくり! そしてIターンを受け入れる側の極意を本音で語る
田中 淳夫: チモール―知られざる虐殺の島
知られなかった東チモールと日本の関わりと独立戦争
« 奈良公園の芝生のヒミツ | トップページ | 平安大極殿の礎石 »
まだ国会審議も終わっていないのに、もはや実施確定的な森林環境税。
« 奈良公園の芝生のヒミツ | トップページ | 平安大極殿の礎石 »
林業従事者については、おそらく国勢調査か農林業センサスあたりの数字を使うでしょう。
次の統計時に林業者人口が激増する市町村はどこでしょうかね?宮崎あたり?むしろその頃には山が残ってないかも?
自治体が使い切ろうと無茶苦茶な使い方して会計検査院が林野庁に大挙して押し寄せるのは何年後かな~。
投稿: むーいん谷の妖精 | 2018/02/21 00:48
どうやって従事者数を水増しするのですかね?
どうせ、民間事業体には流れてこない金なので、現場作業員の待遇が良くなることはないでしょうし・・・
土建屋さんに兼業林家にでもなって貰って増やすのか?
最近たまに聞き出した、自治体と出先NPOが勧誘している自伐林家で移住者を狙うのか?
どちらにせよ、この金の使い道はせいぜい基幹林道の延長(土建屋工事=自民党の支持者様への土産)
林業機械導入補助金の割り増し
バイオマスチップ量産の推進
おまけで県森連と県民局あたりに新しい部署が増えてお偉いさんの数が増えてチョンでしょう。
せいぜい600億くらいなら
道路屋さんが市民の目につかない山の中で
スーパー林道やら基幹林道入れてちょっと遊べばすぐに使いきるでしょう。
投稿: 酔渓 | 2018/02/21 11:55
森林組合の作業班の名簿に名義貸しが行われたりして(^^;)。
いえ、勝手な想像です。
まあ、林業関係者で反対する人はいないでしょうね。私ばかりが文句つけている。
ちなみに治山事業には別の補助金がいっぱいあるから、今回は森林に使うものということだと思います。ただ、ネタが尽きたら何に使いだすか。
投稿: 田中淳夫 | 2018/02/21 12:42
後段で危惧されているとおりになりそうです。
本県では、試算だと都市部の方が配分額が多いです。
木材利用促進という観点からはよいのですが、肝心の
森林整備を必要とする森林が多い市町に少ない配分額
という矛盾が・・
また、「新たな森林管理システム」では、「森林所有者が
自ら森林管理を実行できない」として、市町村への管理を
本格的に委託したら、市町村側が予算的・執行能力的に
パンクしてしうのでは?
また、林業経営に適さない森林も対象とするようですが、
そうすると「搬出できない森林の整備」=「切り捨て間伐」
が大いに復活し木材利用に結びつかないのでは?
いろいろと、??だらけのようです。
近県の担当者にお聞きになられてはどうですか?
ブログネタが相当量発掘できますよ・・・
投稿: kensyoku | 2018/02/22 09:34
都市部の方が配分が多い(°o °;)。。。
これは、その都市と組んで、さらに都市から山村へと再配分する仕掛けがいりますね。
「新たな森林管理システム」も相当うさん臭い。まあ、市町村が対応できずに放置するならまだしも、好きにやって、と丸投げをしたら素材生産業者のなすがまま。はげ山が増えそうだ。
採算が合わないと伐らなかった山も、この補助金で伐ってバイオマス燃料に回すんじゃないですかねえ。
ブログネタ、待ってます(^_^)/。
投稿: 田中淳夫 | 2018/02/22 11:06
ちょっと切り捨て間伐の話が出ましたが、
私は切り捨て間伐は可と考えております。
勝手にコメント欄をお借りして失礼ですが
より未来を考えた山作りを目指すため
私見を述べさせて頂き、
専門家様、世間様のご意見を伺いたいと思います。
また私の意見が間違っていなければ、
発信する力をお持ちの方に、こんな木こりもいると知って頂き、何処かからでも林業行政が良い方向に進む何かのきっかけに、少しでも繋がれば幸いです。
さて、何故切り捨て間伐を行うべきなのかと考えるのは、
搬出間伐で採算の会わない山の手入れとして
切り捨て以外に方法が無いからです。
(搬出で採算が合うのなら搬出すれば良い、しかし実際は搬出距離、また民家や地形上の障害で搬出不可能山は多い)
問題はなんで採算の会わない所に人工林があるのか?
それは拡大造林で無闇に植えまくったからですが
かといって放棄していては
広大な「緑の砂漠」(杉地獄)となってしまいます。
(花粉症原因になったり、水が減ったり百害あっても一利は無い)
つまり不採算林の切り捨ては前の時代に放り捨てられた負の遺産の後始末な訳です。
理想的(私見)にはそもそも切り倒す作業すらめんどくさくて
立ち枯らしや薬剤注入で処理して
(処理速度、作業安全性が向上するので)
優良木のみに選抜する強間伐を行い。
開いたスペースから緩な自然更新、天然林への復活を目指す。
優良木は天然林化までの風避け、土止めに残し、
もし将来材価が上がって搬出コストが賄える場合架線やヘリで出す。
その場合高コスト搬出になるの
→出しても手間の会わないB、C材はどうせ捨てて来ることになるので、今切り捨てても惜しくもなんともない。
切り捨てて少しでも天然更新が始まっていれば
→将来の搬出でも皆伐のはげ山にならず、植生が残る。
→再造林の手間も省け、造林初期の土壌流失問題も解決する。
この為には今の時代で不採算林の強間伐、切り捨て間伐を行うべきです。
買い叩かれて、安値流通の
B、C、D材の木材利用など林業現場に疲弊をもたらすのみで、補助金でギリギリ採算を合わしているだけで全く世のため人のためにはならない。
そもそも現在でもパルプ、合板需要にバイオマスが入って市場は供給不足ですが材価は殆ど上がっていません。
合板メーカーさんで聞きましたが、国産材を使う理由は安いからのみ
見た目や品質を言う部分には高くても外産材を使う。
安値であることが、最大の購入条件の市場に過度な期待をしても、発展はありません。
ですから数字上の木材利用など気にせず。
100年先の山の為に今切り捨てをすれば良い!
但し問題は今、金にならない仕事にどうやって理解を求め、どうやって行うのか。
山仕事はボランティアではないのですから。
長文失礼いたしました。
投稿: 酔渓 | 2018/02/25 18:08
酔渓さん
私は人里離れたどうしようもない森林は立ち枯れさせることさえせずにもう放っておけばいいのではと思っています。
しばらくすれば(どれくらいかはわからないですが)自然と枯れる木も出てきて強いものが淘汰されてゆき、何百年かすれば針葉樹優勢の混交林になるのではないでしょうか。
たとえその間に土砂崩れが起きようとも近隣に被害が及ぶことも少なく、幸いなことに日本の気候や土壌などの条件では、逆にその跡地で非森林性の植生が見られるようになり、その後も遷移が進み、種の多様性が向上する、と考えます。それに所詮まだまだ最近の造山運動で形成された日本列島です。今は高くそびえる山々も低くなだらかになる運命です。土砂の流出もやむなしでしょう。
わざわざ目に着かず、実感もないようなところに手間や金をかけなくても良いのではないでしょうか。
花粉症や水の話はどこへ行ったと言われるかもしれませんが、私は特に水文学なんかは詳しくありませんのでなんとも言えないです…
私は専門家であるわけでもなんでもなくただの一般人ですのでご了承ください。
田中様、コメント欄をお借りして申し訳ないです。
投稿: とある奈良県民 | 2018/02/25 20:48
切り捨て間伐論の是非は、大いにやってください。というか、本来は林業ががもっと普段から議論すべきテーマと思いますが、残念ながら滅多に聞いたことがない……。
私なりの視点を記すと、歴史的に見て切り捨て間伐はなかったということです。人力ばかりの時代に、切り捨てなんてもったいないことをするわけなく、間伐とは使うために伐ったのでした。もちろん疎植だったから無間伐でも木は育ったなどの理由もあります。
それが切り捨てするようになったのは、まず高級材を育てるためです。切り捨てても残った木が高く売れるようになるならよい、と考えたのでしょう。
一方で、現在の切り捨て間伐は、何も考えずに拡大造林して密植(3000本植え)したからです。それを放置するという考え方もありますが、最低限(荒れない程度に)伐るという発想もありでしょう。どちらも災害にツナガラナイようにする技術はいります。
ただ補助金をもらうために伐るもんではないです。
投稿: 田中淳夫 | 2018/02/26 00:06
切り捨て間伐を行う条件はただ一つ残す木に価値があるかどうかです。
植林後15年から20年程度の初めての間伐であれば何らかの意味があるとして切り捨て間伐を行っても良いと考えます。
しかしそれを過ぎた植林地は初めての間伐でももはや意味はないものと考えてもよく、放置するしかありません。
多くの山はすでにその期間を経過していて切り捨て間伐は意味がないと考え、税金の無駄遣いでしかありません。いやそれで山仕事が造られているという論法はありますが、それを認めれば何でもありということです。
今の時点では切り捨て間伐はその時機を逸したということです。それよりか補助事業で行われた切り捨て間伐がすでに時機を逸していたということです。
投稿: フジワラ | 2018/02/26 13:42
この前、91年生のヒノキ林の切り捨て間伐をした話を聞きました。まったく無意味というか、91年まで育ったヒノキならすごい木目が詰まった材が取れるんじゃないかと思うのですが(しかも道のそば)、切り捨て間伐の補助金を使うので搬出はしなかったとか。。。
世の中、ヘンな方向に向かっている。。
投稿: 田中淳夫 | 2018/02/28 00:09