無料ブログはココログ

本の紹介

« Yahoo!ニュース「スプーンは育てるもの?…」を書いた裏事情 | トップページ | 林業従事者数は4万5440人 »

2018/03/30

平城宮跡歴史公園オープン

奈良の都、平城宮跡歴史公園がオープンした。開園式は先週末に開かれたばかりだが、ちょっと覗いてきた。

 
007
 
全国的にどれほど知られているのかわからないが、平城宮跡はこのほど国営公園に指定されたのである。国土交通省所管の公園で、今回は国営飛鳥歴史公園と合体される形。
 
遺跡を公園? 賑やかに人を集めて遺跡や景観を破壊するのでは……という声もあったのだが、行ってみて拍子抜けした。
整備したのは、遺跡ではなく、遺跡前に復元された朱雀門の広場「朱雀大路」。以前は化学工場などがあったのだが、それを移転させた跡地を整備したといってよいだろう。 
 
そして、オープンから1週間経っていないのに、わりと静か。平日の午後遅めだったこともあるかもしれないが、たいして観光客が殺到しているわけではない。
まあ、交通の便が悪いんだけどね。最寄りの駅から20分は歩く。車で行けば楽だけど、シャトルバス的なものはまだない。駐車料金はタダのようである。
 
また建造物もほとんと平屋で平城(なら)である。なんだか青空が広かった。
さぞかし飲食店や土産物店が並ぶかと思いきや、いたって質素。レストランとカフェ1軒ずつ。土産物の品数の少ないこと。これじゃ、金が落ちないぞ、と文句を言いたくなる。
 
そして展示施設としてはいくつかあるが、メインの「平城いざない館」。
 
これ、意外によかったよ。かなり貴重な遺物や伝統木造建築の巨大模型が並ぶ。考古学マニアや木工・建築マニアには楽しめるぞ。漆工芸の道具の数々も目を引く。
素人向きながら、発掘の最新成果もあった。平城遷都をした710年には、まだ大極殿(天皇の執務殿)は完成していなかった!(聖武天皇はどこで儀式してたんだ)とか、水道管(樋)は藤原宮の建物の柱の使い回しとか。
 
2
 
 
が、何より気に入ったのは、展示のセンスだ。
 
1
 
広い館内で、なぜか天平人が丸太を運んでおる。
 
036  3
左は平城宮の料理人。「毎日、何百人分もがんばってつくっているのに、『おかずがまずい』と文句つけられるなんて、あんまりです」とセリフつき。おばさんの顔が怖い。
 
右は門番。毎日開け閉めするのにあくびが出る……とあくびしそうな顔のフィギア。
 
2_2
 
親の七ひかりで役人は出世するのだよ……と、皮肉っている。
 
こんなヒトテマのセンスがイマドキの展示には重要だよなあ。インスタ映えもするし(^o^)。
 

« Yahoo!ニュース「スプーンは育てるもの?…」を書いた裏事情 | トップページ | 林業従事者数は4万5440人 »

木製品・木造建築」カテゴリの記事

コメント

お!これは興味深い。弁当食って昼寝できるスペースがあれば、尚良いですな~

昼寝とはいきませんが、やたら各所に休憩スペースがありますよ。弁当広げるのにもってこい。ついでにシャワー室もあったし。

古都での生活に思いを馳せながら弁当を食って寝る!良いじゃないですか~
自販機とゴミ箱は置いてはいけません!

自販機はほんの少ししかなかったのですが、売店で飲料を購入したら消費税分が別について高かった(~_~;)。
ちょっとアコギと感じた次第。

奈良には、よく行くので寄ってみます。楽しみです。弁当持って!

歴史探偵の気分になれるウェブ小説を知ってますか。グーグルやス
マホで「北円堂の秘密」とネット検索すればヒットし、小一時間で
読めます。北円堂は古都奈良・興福寺の八角円堂です。その1から
ラストまで無料です。順に読めば歴史の扉が開き感動に包まれます
。夢殿と同じ八角形の北円堂を知らない人が多いですね。重複、既
読ならご免なさい。お仕事のリフレッシュや脳トレにも最適です。
物語が観光地に絡むと興味が倍増します。気が向いたらお読み下さ
いませ。平城京遷都を主導した聖武天皇の外祖父が登場します。(
奈良のはじまりの歴史は面白いです。日本史の要ですね。)

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/36391/66555908

この記事へのトラックバック一覧です: 平城宮跡歴史公園オープン:

« Yahoo!ニュース「スプーンは育てるもの?…」を書いた裏事情 | トップページ | 林業従事者数は4万5440人 »

2018年7月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

森と林業と田舎