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森と林業の本

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2018/04/19

地図の日に集めた地図を思う

4月19日は地図の日、だそうである。

その理由は、日本地図をつくるために伊能忠敬が測量に出発した日に由来するとか。
 
昔は、どこへ行くにも地図を用意した。静岡市、富士の青木ヶ原、小笠原諸島……ボルネオでは地図の調達のために帰国が遅れたこともあった。さらにソロモン諸島にパプア・ニューギニアのニューブリテン島。徹底的に読み込んで、地図に何か新しい発見がないか、そして自分がどこを歩いたのか確認したものだ。
当時買い集めた2万5000分の1地図が今もどっさりある。
 
最近、老後を考えて(~_~;)、身の回りに溜まった私物の整理を始めているのだが、捨てる本もたくさんある中で、地図は捨てづらい。
 
 
生駒山の地図をコピーで拡大して、自分の歩いたルートを赤鉛筆でなぞっていく。尾根と谷を塗りつぶす(もちろん道はないところ)ことを趣味にしていたこともあるのだが。当時の地図を今探しても見つからない。多分、家の裏山はほとんど制覇したつもりなのだが。
 
そして現在は、すっかり紙の地図が必要なくなった。いざとなれば、スマホで検索の時代だから。。。それも味気ない。
 
 
今、好んでいるのは、こんな地図。
 
Img001
 
これは江戸時代の和州吉野郡群山記に描かれた十津川郷である。記したのは畔田翠山
 
古地図を眺めることで浮かび上がる森もある。

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