朝ドラ「半分、青い。」が盛り上がっているようだ。みんな胸をキュンキュン? させて見ているのか。私もだけど(~_~;)。幼なじみの話って、何か心をくすぐるものがある。
が、私がわりとマジで注目しているのは、漫画家というフリーランサーの生き方を描く点。
番組でも、ようやくアシスタントになれたとはいうもののデビューまでには遠い道のりで、さらにデビュー後5年経って生き残れているのは1割程度……というナレーションがあった。5年間は生き残れても、その後消えていく漫画家も多いわけで……(主人公・楡野鈴愛も、今のところそのよう。最初の連載作品が打ち切られたら、アシスタントにもどってしまった。)
一方で漫画のアイデアを生み出す苦しみや、ストーリーが上手く開花したときの爽快感も描く。それを自分の経験と突き合わせて、ちと胸が痛む。
漫画家というのは、実はフリーランサーだ。自営業者であり、誰も仕事を保証してくれない。
そういや、この番組にはフリーランサーが多く出てくる。登場人物の親がやっている食堂も、写真館も、自営業。バイパスにファミレス?ができて客が減ったというセリフもあった。今後、商店街はどこへ行くのだろうか。最終回はシャッター商店街?
まさに他人事ではない(;´д`)。
私が20代、30代の頃に知り合ったフリーランサー(ライター、カメラマン、デザイナー、イラストレーター……)のうち、何人が今も生き残っているか。たまに、当時の友人の名を検索してみて、なんとか生き残っていることを確認したこともあるが、たいていは消えている。
私は、かろうじて生き残っているとはいうものの、いつまで続くかなあ。。。もう余生の気分でもあるが。
番組の中でもあったが、仕事が途切れたから「充電中」なんて言っていたらダメなわけで、常に今の仕事をしていながら次の仕事の充電を行う気構えがいる。
そういや、この朝ドラの脚本家・北川悦吏子もフリーランサーだ。かつて大ヒット作を連発したが、このところ目立たなくなっていた。おそらく悩んだろうなあ。今回の朝ドラは起死回生?作品なのかもしれない。
でも、ツイーターでドラマの裏話を書いたり、登場人物の心の内を解説しちゃっていいの(笑)。「次回は神回です」とか予告までしているぞ\(^o^)/。掟破りじゃないか? ま、それでファンは盛り上がっているんだが。
……と書きながら気付いたが、私もやってるやん(°o °;)。
取材したことを記事にする前にブログにアップしたり(もちろん、本筋は書かないけどこぼれ話を書いてしまう)、Yahoo!ニュースに記事をアップしたら必ず「書いた裏事情」をブログに書いているし。
私の場合、ブログやSNSで発信することで、それを読んだ人の関心を高めるとともにコメントなどで寄せられる情報に期待しているのだが、北川さんも同じことをやっているらしい。
言い換えると、これも充電だ。新たなアイデアは現在進行中の仕事からも生まれるのだ。
いいぞ、北川悦吏子!やれやれ!! 私もやるぞヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ。
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