昨日の続きのようだが、実は帯広で植村直己に会ってきた。
実は、帯広から帰る飛行機は午後なので午前中だけ時間があった。しかし、その程度の時間では北海道はどこにも見学にいけない。そもそも足がない。タクシーでは高くつくし、レンタカーを借りるほどでもない。歩いて行ける距離で何かないか……。
層思って地図と睨めっこすると、なんと徒歩15分程度の緑ヶ丘公園に「植村直己記念館」の文字が。
よし、ここだ、と思って足を運ぶ。
すると、なんのことはない、おびひろ動物園の中であった。そこで入園料を払って、キリンさんやシマウマさんを見つつ探すと……ありました。
「氷雪の家」と名付けたドーム型の小屋に展示あった。帯広には、郊外に「植村直己帯広野外学校」がつくられていることは知っているが、生前の植村が帯広に北極圏の冒険の道具類を結構寄贈したらしい。また犬も連れてきている。それらを展示しているのだった。
犬の剥製も、かなりボロボロだったが……。
なお、この動物園の隣の美術館で、ちょうどナショナルジオグラフィック写真展が開かれていたので、こちらにも寄る。冒険というか探検というか、ナショジオらしい写真の数々を見ることができた。
ちなみに植村関係の記念施設は、まず故郷の兵庫県豊岡市に「植村直己冒険館」がある。
入り口。
なかなか立派な施設だが、地下にあるのであんまり目立たない(^o^)。なお、この冒険館があるのが、植村直己記念スポーツ公園だ。
同じ豊岡市には、直己の兄が実家に開いている記念館もある。
そして東京の板橋区には、「植村冒険館」がある。こちらは板橋区が植村直己の遺族から寄贈されたものを元につくったもの。公益財団法人になっている。
記念施設だけでも、いくつもあるのであった。
コメント