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森と林業の本

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2018/06/20

『鹿と日本人』の前書き

気がついたら、もうすぐ刊行の拙著の紹介が、版元のホームページで行われていた。

 
 
Photo
 
田中淳夫[著]
1,800円+税 四六判並製 228頁 2018年6月刊行予定 ISBN978-4-8067-1565-8
神の遣い? 畑や森の迷惑者? 赤信号は止まって待つ?
鹿せんべいをもらうとお辞儀する?
シカは人間の暮らしや信仰にどう関わり、どのような距離感でお互いに暮らしてきたのか。
1000年を超えるヒトとシカの関わりの歴史を紐解き、
神鹿とあがめられた時代から、奈良公園をはじめ全国各地で見られるシカとの共存、
頻発する林業や農業への獣害とその対策、ジビエや漢方薬としての利用など、
野生動物との共生をユニークな視点で解説する。
 
 
6月刊行予定、とあるが、7月になるかもしれない(~_~;)。
 
そして「著者紹介」と「目次」、そして「はじめに」が読めるようになっている。「表示する」をクリックしてくれるとよい。
 
ここでは、まずは目次を見てくれ、そうしたら内容がだいたいわかるから、と説明すべきなのだが……私のオススメは、「はじめに」(^o^)だ。
 
ようするに前書きなのだが、誤解を恐れずに書けば、「はじめに」は、森は怪しいワンダーランド』の続編である! (°o °;)
 
「鹿と日本人」という築地書館的タイトルからは、原始の時代からニホンジカと日本人がいかに関わってきたのかという歴史をがっつり描いた作品のように感じるが……(そうではないと、いうわけでもないが)、もっと私的な自身の経験を交えた野生動物への思い、鹿への思い、さらに奈良の鹿への思いをさらしている。
 
「はじめに」のタイトルは、「オランウータンからナラシカまで」だ。
 
そして「おわりに」は、「人と動物が共生するということ」。こちらにもオランウータンが登場する。(このサイトでは読めないけどね。)
 
まずは、ご笑覧あれ。
 

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