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森と林業と田舎の本

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2018/07/30

オルタナティブな仕事~Look Malaysia

私が森林ジャーナリストを名乗っているから、森林やそれに付随した水害や獣害のような記事ばかり書いている、と思う人もいるだろう。

 
だが、私はもっと幅広いのだ。
 
ここで新たに手がけた仕事を紹介しよう。
 
こんな記事も書いている。
 
 
このサイトの趣旨などは、トップページに書かれてあるから省略するとして、その中の「もう一つの日マ交流史-マレー世界に渡った日本人」の項目は、私の執筆である。
 
簡単に紹介すれば、日本人がマレー世界を知って、関わって行った歴史を書き留めていく試みだ。まだ始めたばかりだが、少しずつ更新していきたいと思う。
 
そのうち、日本のボルネオ南洋材開発史もひもとこうかと思っている。
 
 
せっかくだから、私のマレーシア交流史も触れておこう。
随分前になるが、私はマレーシアと日本を結ぶ草の根交流グループを運営していたことがある。NPOとかNGOと名乗るまでもない任意団体であるが、大阪でマレーシア好きの人々の集まりであった。またマレーシアからの留学生とも交流していた。毎月一回の例会を開くのは結構きつかったけれど……。
 
 
このところ遠ざかっていたが、最近はまたマレーシアが話題に登ることが出てきた。その関係で、今回の仕事にも結びつくのだが……。
あらためて振り返ると、私が毎年のようにマレーシアに行っていた頃は、マハティール首相が「Look East」と呼ばれる政策を強力に推進していた。東方を見よ……これは日本を見ろ、日本に学べ、という意味で、これまで宗主国だったイギリスを始めとする西欧ばかりに眼を向けていたマレーシア支配層に、モデルは西欧ではなく日本だ、と訴えた時代である。そして大量の留学生を送り込んだのである。
 
今なら、すぐに「日本スゴイ」とはしゃぐ軽薄者が出たかもしれないが、当時はもっとおくゆかしく、「日本をモデルなんて……」とちょっと恥じらいつつ、でもくすぐったく嬉しい気持ちにさせたのだった。「もし、日本がなかったら……」と西欧を非難し、日本を持ち上げる演説をするマハティールはかっこよかった。
 
そういや、私はマハティール首相と握手したことがある(^o^)。
 
別にたいしたことではない。あるヒンズー教寺院を訪れていたところ、物々しい警備だったので、何事かと聞くと、マハティール首相が訪問するのだそうだ。そりゃ撮影チャンス、と私はカメラを構えていたところに到着。
マハティールが警護に囲まれて車から下りて歩いてきたが、なんと民衆が駆け寄ってマハティールに握手を求め始めたのだ。警備も何のその、すっかりマハティールは民衆に埋もれてしまった。そこで私も写真なんか撮っているどころじゃない、と飛び込んで、手を伸ばして握手してもらったのであった(笑)。
 
しかし、あのユルイ警備もよかったが、マハティールのカリスマ性には恐れ入った。。。
マレーシア友好団体やっているんだから、マハティール氏が日本に来た時を狙って、我々で講演会を開けないかと夢見たり……ま、いろいろあった(笑)。
 
そのマハティール首相は20年間の長期政権の末に2003年に引退したが、今年、まさか93歳で政界に復帰するとは思わなかった。ときの政権の腐敗に怒って、野党候補となって立ち上がり当選したのである。それが今年5月だ。
 
93歳の新首相というのも驚きだが、意外やもうろくしていず、今のところ結構俊敏な政策決定をしている。腐敗を一掃するとともに支持率も上々のようだ。
 
 
さて、私も再びマレーシアと向き合ってみようかと思い出したこの頃である。
 
 

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