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森と林業と田舎の本

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2018/07/18

ルネサンス本流行り?

このところ、購入した本。

 
森林のルネサンス
 
木のルネサンス
 
なんだか、ルネサンス流行り? もちろん、両者はまったく別物。だが木とか森にはルネサンスという言葉が似合うというか、使いたくなるのかもしれない。
 
 
森林のルネサンス」は、林業経済調査研究所発行で、これまで幾度も開かれてきたシンポジウムのまとめ。そのシンポ自体が、ルネサンス・シリーズなのだそうだ。
 
第1章 広葉樹ルネサンスで、 むら・まちを活かす
第2章 “里エネ”ルネサンス─活かそう地域のエネルギー
第3章 国産材ルネサンス!─創る・繋ぐ・調える 森と木のビジネス
第4章 森林と食のルネサンス─創る・楽しむ・活かす 新たな山の業
第5章 Wood Job ルネサンスへの道─若者を山村、林業へ
第6章 子どもと森のルネサンス─育てよう 地域の宝もの
 
木のルネサンス」は、エネルギーフォーラム発行、熊崎実著。ドイツと日本の林業を比較しつつ、木の時代」を迎えることを訴えている。
 
第1章 「木のルネサンス」を予見するラートカウの林業史観
第2章 世界に先駆けて育成林業の道を開いた東西の雄:ドイツと日本
第3章 この四半世紀の動向:興隆するドイツ林業と凋落一方の日本林業
第4章 森林資源の状況から予測される日独林業の将来展望
第5章 激変が予想される木質バイオマスのエネルギー利用
第6章 新しい「木の時代」をどのように迎えるか
 
 
どちらも発行間もない。実は、まだ全部読んでいないのでした(~_~;)。
 
でも、ルネサンス本と言えば、私にとっては、これだよ、これ。
山村のルネサンス」。これは発行が1986年だから30年以上前の本だ。著者は村尾行一氏。
内容は一口に言えぬ。焼畑から林業の根幹の理論、そして日本林業のダメダメさまで、全部、この本で教わった。
私は、この本で目覚めて、森林・林業問題を扱おうと決心したのだ。いわば私の思想の原点だ。 
 
Dsc_1176
 
ルネサンス3兄弟(^o^)。
 
これらを全部読んだら、日本の森林・林業を見る目が変わる、かもしれない。

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コメント

 何年か前に島根でご講演を頂いた際にご挨拶をさせて頂いた者です。初めてコメントを書かせて頂きます。

 わたくしめ何時も先生の記事で勉強させて頂いております。勿論、ご著書も購入拝読しておりますよ。「森は怪しいワンダーランド」、こちらの書店では何故かスピリチュアル系の棚にありました。(^-^;;

 さて、この度は、絶版の「新版 山村のルネサンス」のご紹介を頂きましてありがとうございます!お陰様で無事Amazonで手に入れることができました。

 まだ読み始めたばかりで全体を拾い読みしただけですが、手に入れることが出来て良かった!という内容です。

 山のことや林業のことの基礎的なことや歴史的経緯を上っ面でしか知らないものにとっては、世界的な視点がバックグラウンドにある著者の方の、日本の各地方の精神的素養なども含めた現場のお話などは得心するものが多々あります。

 其れ故に、この本は、特に自伐的な林業の関わりたいという若い人達に読んで欲しいと思いました。
 表層的な今の林業へのアンチテーゼ的な視点だと、純粋な想いも利用されるだけで終わってしまう様に思えるからです。
 自分的には、この様な想いのある方達が山に関わり続けて、今の林業界を構成する人たちと世代交代して行くことしか、いまの依存的な業界の体質転換を行う道は見えてきません。
 一度権益的な網に絡まってしまえば自浄能力は失われてしまいますからね。

 ところで、哲学のての字もない今の日本の林政は、自然災害を人災として拡大増幅してしまっています。

 その現実を知ろうとしないのも、各個人の自己責任ではありますし、コンビニエンスを求めて今の様な社会になってしまったのも親の代の責任でもありましょう。

 それでも、そういった文化に疑問をもち、違う生き方を行動に移している若い方々も多い様に見受けられます。

 その様な感性をもった方々には、哲学的規範を持っておられる先人、先輩諸氏の智恵が必要だと思います。

 知識(情報)をいくら集めても力にはなりません。また、歴史的な経緯を知らずして、頭を寄せ合って最初から構築し直すのではあまりに無益な労力が多いでしょう。

 最初のスタート地点が高いところならば、様々なものが俯瞰できますものね。それには、この様な書籍が必要だと思います。

 そして、自然の中で持続的に生かされて行くには智慧を受け取る能力が必要です。智慧にたどり着く感性も大事です。素直な感受性が大事ですね。

 また、哲学無きものに智慧は湧いてきません。足るを知る智慧。この本でも書かれていますように、山には無駄がないことを感応できるかどうか。
 取るだけでなく、如何に与えられる側になれるかどうか。差し出すものが還ってくるもの、これは法則みたいですからね。

 ということで、智慧を繋いでいかれる先生に感謝です。そして、先生が書いてくださったことにピンッと反応して本を手に入れた私は素直だな〜、って・・・
 よきご縁に感謝!島根はご縁の國ですからね。

 引き続き勉強させていただきます。能書き長文ご無礼をいたしました。先生のご活躍とご健康、お幸せを祈念しております。拝

その節はお世話になりました……と言っても、島根には幾度も行っていますのでいつの誰なのかはわかりませんが(~_~;)。
 
よくぞ「山村のルネサンス」を手に入れましたね。30数年前の発行ですからね。でも、内容は古びていないはずです。私は、これで林業のそれまでの概念を打ち砕かれたのでした。

島根には今も焼畑をやっている地域があるはずです。また訪れる機会があることを期待します。

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