無料ブログはココログ

森と林業と動物の本

« ミルクティー論争  | トップページ | 中国紙が解説する日本の林業史 »

2018/08/11

チョコミン党になる

NHKのEテレ「Rの法則」が、TOKIOの山口達也事件で打ち切りになってしまったが、その後番組の一つに「沼にハマってきいてみた 」というのがある。

 
「沼にハマる」とは、ようは足が抜けなくなるほど好きになる、つまりマニアになるという意味のようだ。これまで取り上げたのは、声優にハマったとか、ピクサー(の動画)にハマったとか、そんな話題を取り上げている。なかにはウシにハマッた(酪農)若者なんてのも登場する。
 
さて、その一つにチョコミントにハマるという回があった。なんと、チョコミントが今、一部の人々の間でブームになっているらしい。実際、チョコミント商品がいっぱい出ているらしい。
そして、チョコミントにハマった人をチョコミン党というらしい。
 
私にはよく理解できなかった。私は、基本的にチョコレートが苦手だ。まず自分からは食べない。一方でミントは好きである。いろいろ試した中で、無印良品で売っている「スーパーミント」がもっとも好み。今やデスクの必需品になっている。ちょっと口が寂しい、というかストレスを感じる度に口に放り込むとストレス解消になるのだ。あ、今も一粒。
 
しかし、チョコミントなんて中途半端な。この二つを合わせると、チョコの甘さも、ミントのスッキリ感も、どっちつかずになってしまうではないか。。。そんなモンにはまるなんて。
 
 
と思っていたが、どうも番組を見てからチョコミントが気になって、目についたら買うようになってしまった。
 
Dsc_1199   Dsc_1199_2
 
食べてみると、不思議だね。少なくても嫌いなチョコレートの味は消えている。一方でミント味も弱くなってしまうのだが、なんか両者が合わさることで絶妙な味覚が舌の上に広がるのだ。
 
うむ。このまでは私もチョコミン党になってしまう。。。
 
 
ちなみに私がもう一つ気に入っているお菓子に、「レーズンかりんとう」がある。私はかりんとうは甘すぎて苦手である。レーズンは嫌いではないが単体で食べることはない。
だが、両者を合わせると……。
 
_20180808_215022
 
レーズンの絶妙な甘酸っぱさが、かりんとうに抜群に合う。
 
 
まったく違うものを合わせると、また別のものが生まれる実例みたいだ。
そういや世界的な抹茶ブームも、日本の抹茶がそのまま人気になったのではなくて、あくまで抹茶ミルクとして流行ったものだ。その後バリエーションは広がったが、抹茶だけをオイシイと思う人は少なく、ケーキやチョコに混ぜたりしているよな。あるいは砂糖たっぷりのグリーンティーとか。
 
ビジネス界でも異業種交流などは盛んだが、まったく別世界の二つを合わせることで生み出す新たな味は、まだまだ可能性がある、流行るんではないかなあ。
これは、食べ物だけの話ではないよ。

« ミルクティー論争  | トップページ | 中国紙が解説する日本の林業史 »

森林学・モノローグ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: チョコミン党になる:

« ミルクティー論争  | トップページ | 中国紙が解説する日本の林業史 »

April 2025
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

森と筆者の関連リンク先

  • Yahoo!ニュース エキスパート
    Yahoo!ニュースに執筆した記事一覧。テーマは森林、林業、野生動物……自然科学に第一次産業など。速報性や時事性より、長く読まれることを期待している。
  • Wedge ONLINE執筆記事
    WedgeおよびWedge on lineに執筆した記事一覧。扱うテーマはYahoo!ニュースより幅広く、森林、林業、野生動物、地域おこし……なんだ、変わらんか。
  • 林業ニュース
    日々、森林・林業関係のニュースがずらり。
  • 森林ジャーナリストの裏ブログ
    本ブログの前身。裏ブログとして、どーでもよい話題が満載(^o^)
  • 森林ジャーナリストの仕事館
    田中淳夫の公式ホームページ。著作紹介のほか、エッセイ、日記、幻の記事、著作も掲載。