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森と林業の本

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2018/08/18

家畜と野生動物の間

娘が帰って行った。

 ゛
娘の帰省期間イコール私の夏休みだから(^^;)、私の休みもオシマイ。
 
そこでこんな写真を。
 
Dsc_1219
 
娘ではないヾ(- -;)。娘が連れ帰ったウサギだ。ネザーランドという品種である。名前はモフ。
これを携帯ケージ(バック)に詰めて4時間かけて連れてきて、また帰るのに4時間なんだから大変。
 
Dsc_1225  
 
ウサギはイヌ、ネコよりも飼いやすいが、それでも生き物は大変だ。餌をやって糞の始末をして運動させて……。
 
その割には懐かない(>_<)。私見だが、ウサギはシカと似ている。とくに奈良のシカと。
触っても大人しいし、餌は喜んで食べるが、人に愛想を振りまかない。抱っこは嫌がる。その点がネコなどと大いに違う。ツンデレである。
 
家畜、つまり動物の飼育の条件には、人間への利益のほか、餌の調達容易さ、大人しさなどの飼いやすさ、加えて繁殖の容易さも欠かせないが、それに愛想は入っていないようだ。
 
世界五代家畜は、ウシ、ブタ、ウマ、ヤギ、ヒツジだろうか。それにラクダやスイギュウ、リャマ、アルパカとかトナカイなどシカ類、もしかしたらゾウも入るかもしれない。イヌ、ネコも家畜の条件を満たす。ウサギは……ギリギリかな。餌に困らず繁殖もしやすく、飼いやすい。ただ、あんまり有用性はない。肉と毛皮ぐらいか。
 
が、いくら可愛くてもパンダやコアラは家畜にはならないのである。アリクイなんてのも無理。餌が特殊すぎるし、飼育も繁殖も難しい。シマウマも性格が荒くて扱えない。
 
野生動物と家畜の境界線を考えると、なかなか面白い。
 
Dsc_1232   _20180818_183153
これは東南アジアの一こま……ではなく、生駒山のノラヒツジ。
 
 

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