September 2019
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

森と林業と田舎の本

« 日本で最大の木造ビル? | トップページ | 「バイオマス白書2018」を読んで »

2018/08/04

都心の潜在植生の森

昨日訪れた国分寺市には、「日立の森」がある。正確には日立中央研究所の森、だろうか。

 
研究所の建物を外部からは見られないように?するためか広い森に覆われているのだ。その中には野川の水源に当たる湧き水があり池も広がっている。
 
……と説明したいところだが、一般人は立入禁止。私も中央出入り口から覗いただけ。
 
Dsc_1194
 
この存在が有名になったのは、いつだったか「ブラタモリ」で紹介されたからだろう。一般人は年に2回の公開日しか入れない。秋は11月だそうだが、機会があったら覗きたいものだ。
 
 
このところ、都心に残る自然の森に気にかけている(国分寺が都心かどうかはともかく)。
単に緑があるところではなく、なるべく自然植生を残すか復元しているところ。かつての大地を再現しているようなところを探しては訪ねている。
 
大都市圏ならどこでも興味があるのだが、やはり東京になるだろう。大阪なんぞはほとんど都心に緑はない。大阪城公園ぐらいだが、あそこはかなり人の手が入り、潜在植生、原植生に近いと言えるほどの森はない。
 
そうした目で見ると、東京なら誰もが知る「明治神宮の森」がある。参拝客は多いが、人が足を踏み入れてはいけない部分が広い。(ここもそれなりの管理の手は入っているが。)
 
ほかは、やはり皇居だが、あまりに近づけない(~_~;)。
 
最近見つけたのは、目黒の自然教育園
 
4
 
元は高松藩の藩邸だったそうだが、現在は国立科学博物館付属の自然教育園となっている。園内に遊歩道はあるが、かなり自然の植生となっており、日本の山野の景観が広がっいる。湿原もあれば高木の森もある。駅から数分とは思えない環境だ。周りを幹線道路が走っているため、わずかに騒音が聞こえるのだが、それを除けば深山幽谷の気分(^o^)。
東京は、かつての藩邸をそのまま植物園や庭園として残しているところが結構あるので羨ましい。 
 
※ちなみに隣が東京都庭園美術館で、洋風庭園があるが、周辺は森だ。自然教育園と比べてみると面白い。アールデコ調の建築も面白いし、なぜか茶室もある。
 
4_2
 
 
地方都市でも、人口稠密地に隣接した自然環境というのは意外と少ない。せいぜい城跡とか神社の境内ぐらいである。
ちなみに奈良市は、春日山原始林という特別天然記念物で世界遺産の森がある。
 
 
都心の緑、自然環境が都会の生き物の生態系にどんな影響を与えているか、ちょっと考えてみるのによろしい。単に都会を歩き疲れた身を休めるのにもよいけれど。

« 日本で最大の木造ビル? | トップページ | 「バイオマス白書2018」を読んで »

森林学・モノローグ」カテゴリの記事

コメント

都心ではないですが西武ドーム、狭山湖付近は深い森になってますよ。
湖南西の野山北公園付近だったかな?日没後に自転車でダートコース入ったら15分くらい森が続いて怖くて半泣きでした。
この近辺は本当に広大で宅地もあるんですが秘境みたいですよ。

首都圏に住んでいないので細かな情報には疎いですが、探せばまだまだあると思います。
こんな「都会の原生林」をガイドする本をつくれたらいいのになあ、と思うんですけどね。

自転車で行ったのはどうやら狭山湖でなく別のところのようでした)
東京都心は坂が多いので穴場は多いでしょうね。時間が止まったような場所があったりします。地方都市より自然が残っているかもしれませんね

東京は、かつての大名屋敷の庭が公園になったり有料施設になる形で残されているのが多いです。ほかにも大きな神社や寺院が多くて鎮守の森を残しています。
それに意外と地形は急峻で谷もありますからね。開発を免れた土地もあるのではないでしょうか。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 都心の潜在植生の森:

« 日本で最大の木造ビル? | トップページ | 「バイオマス白書2018」を読んで »

無料ブログはココログ

森と林業と田舎