8月31日の朝日新聞に、私のコメント付きの記事が載ったようだ。
……ようだ、というのは、これまで私は読んでいなかったから(^^;)。
正確に言うと、前日に記者から電話があって、翌日に載せます、と知らされたのだが、肝心の新聞を手にしたら載っていない……。ただネットでいくつか指摘する投稿があったので、どうやら掲載はされたらしい。ネットにもアップされている。ただ関西一円に配達される大阪版には載らなかったらしい……というわけだ。
わざわざ載っていない、とこちらから記者に連絡するのも億劫なので放置していたら、それに関して連絡くれた人がいて、送ってくれた。(ネット記事は、
こちら 。)
私のコメントは、一番最後。だいたい、いつ取材を受けたのかも覚えていない(^^;)。電話で長々と話した気はするのだが。。。
戦後に次々と植林された木々の切り時はこれから。温暖な九州南部は全国に先立って伐採期のピークを迎え、その後全国に広がる。森林ジャーナリストの田中淳夫さん(59)は「無断伐採は、今後全国の山で起こる可能性がある」と警告。「被害に遭わないためには、自分の山に興味を持って情報を集めるしかない」と呼びかける。
ま、ここまでは長いまえがきだ。
もともと私が「盗伐」の記事を書いたのは、2年ぐらい前である。よみうりオンラインだ。
そのときはそんなに評判にならなかったのに、今年になって急に反応が増えた。どうやら宮崎のテレビ局が特集番組をつくったことや、裁判が始まるなど大きな動きになったかららしい。
私的には、もう終わったネタなのだがヾ(- -;)、先にツバを付けたのは私だよ、と宣言しておきたい( ̄∇ ̄) 。エラソウ
ただコメントしたように、今後は全国の山で起こる可能性がある。いや、もう行われている可能性の方が高い。
ただし盗伐の質は昔と違って、高く売れる木を1本2本抜いてこっそり売る……レベルではないはず。今や材価が安いから大量に伐らねば儲からない。そのため「こっそり」ではなく、道も入れて大規模に皆伐する場所(ここは合法的)に隣接する森を伐るだろう。それなら、仮にばれても「誤伐だ」と言い逃れできる。盗伐と誤伐では罪の重さが全然違うし、立証責任も面倒になる。
自分の森の隣で皆伐が始まったらご用心。
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