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2018/09/15

ケボニー化木材の記事が日経に

私が最近イチオシしているケボニー化木材。おかげでYahoo!ニュースを始めとして幾つか書いた記事は、それなりに注目を浴びた。

 
これを機にケボニー化木材が世に知られ、さらにスギのケボニー化も実用化できたら、日本の木材市場にも大きなインパクトを与えられる、と信じているのだが……如何せん、ケボニー化についての記事は、私しか書いていないのである。 
 
ま、当初は独占スクープ! だったと喜んでもよいのだが、情報が根付く過程としては複数が発信しないことには広がらない。
 
そんなときに、ついに動きが。日経新聞9月13日付けに、ケボニー化木材の記事 が載ったのである。
 
ネットにも掲載されたので、引用しておこう。 
 
Photo
 
ほかにも動きがあるようだ。マスコミには一つ載れば連鎖的にそのネタを追いかける習性があるから、今後も可能性があるのではないか。
 
ちなみに私も、先日ラジオ番組の収録を行ったのだが、キャスターがケボニー化木材に興味を持って問いかけてきたので、語ることになった。少しずつ露出が増えてくれればよい。 
 
ただ日経の記事は、若干誤解を生むところもある。冒頭に
 
 京都府立大学と奈良県森林技術センターなどの研究チームは木材のスギの材質を硬くする技術を開発し、家具や床材にも活用できるようにした。
 
とあるが、開発ではなく「実証実験をした」ぐらいだろう。 それも、ノルウェーのケボニー社にケボニー化してもらったスギ材の品質を実験で確認しているわけであって、ケボニー化そのものを自分たちでやったように読めるのは、ちょっと飛ばしすぎ。それでは特許破りだ。
 
ともあれ、私はケボニー化スギによる実際の施工例の誕生を待っている。現在のところ、ノルウェーで市販しているラジアータパインとオウシュウアカマツのケボニー化材は日本でも売れていて、少しずつ施工例が出てきた(以前に新宿のホテル例 を紹介した)が、スギはまだだ。実験用にケボニー化したスギ材はそこそこストックがあるので、注文すれば使用可能だ。 
 
最初に施工されたところには、私が取材に行くからね。早いもん勝ちだよv(^0^)。
 
 

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木製品・木造建築」カテゴリの記事

コメント

しまった❗ウッドデッキを桧一色で施工してしまいました。
家の裏のデッキはケボニー材を検討してみます。

そりゃ残念。取材に行く機会を失った(^^;)。
でも、ヒノキのデッキなら、国産材だし腐食には強い方だからよいのと違います?

簡易な防腐処理していますので、5年間は何もしないでも耐久すると聞いています。
木味も損なわれてはいません。やはり、桧は良い質感です。
まあ…腐れば交換できるのが、木材の良いところですがね。
土に還る部材をなるべく使いたいものです。

数年ごとに自分で塗料を塗るのも楽しいですよ。毎年だったら嫌になるかもだけど。
さらに10年ごとに張り替えるというのもいいかもしれませんね。
私も山につくったデッキは、そうしています。今は……落ち葉に埋もれている(^^;)。そろそろ掃除にいかないと。

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