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森と林業の本

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2018/10/02

月刊大和路なららに『鹿と日本人』

奈良の地域誌「月刊大和路ならら」10月号に『鹿と日本人 野生との共生1000年の知恵』の紹介が掲載された。

 
Photo 
 
今月号は正倉院展特集。毎年全国からこの展覧会のために人が集まる大イベントだ。いつも混んでいるが、今年は久々に足を運ぼうかな。この記事に目を通すだけでもたいしたものだが。
 
さて、この雑誌の書評欄ではなく、「なら旅いんふぉ」というページだった。
 
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2
 
なかなか詳しく紹介していただいている。ちょっと笑ったのは、中程にこんな記述があること。 
 
 まず語られるのは、奈良公園ではなじみ深い「鹿せんべい」の歴史や、ナラシカ(本書における天然記念物「奈良の鹿」の表記)の現代における“伝説”の数々。
 
やっぱりナラシカという言葉は、一般的ではないか!  まあ、当たり前だが。
しかし「奈良の鹿」「奈良のシカ」「奈良公園のシカ」……という言い方は、いかにもまどろっこしくて、ついナラシカと略すのが私の中では普通になっていたのだが……。全国ではともかく奈良県人ではフツーになってほしい(笑)。
 
 
ところで、福島県の郡山市で拙著を見つけて購入したお知らせも届きました。こちらは動物欄のようである。
 
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感謝である。感謝。ともに感謝。

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書評・番組評・反響」カテゴリの記事

コメント

headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181003-00010000-mbsnews-l29
今日のyahoo news にこのような記事がありました。
全く知識はありませんが、読みようによっては糞虫が1tもの糞を毎日全て処理しているかのようにもとれます。「鹿と日本人」にある、土に還る割合も相当高い筈だと思いました。

ならまち糞虫館ですね! 
ええ、奈良のシカの糞は、糞虫が片づけている、というのが公式見解です(^_^) 。いえ、間違っているわけではありませんが、シカは冬でも糞をしますが、虫は冬は出てきません。コンクリートの上でも糞をしますから……。
人間も、せっせと片づけて観光地を守っているのです。
 
それにしても、1300頭のシカが毎日食べる草の量と糞の量はすさまじいです。

さっそく写メールを採択し!ていただき、ありがとうございます。

福島県の郡山は「采女伝説」つながりで奈良市と姉妹都市、名前が良く出るので親しみがあります。郡山の街中にシカはいませんが、鯉は沢山います。中心市街地に取り残された溜池でも(食用として)養殖されています。

こちらこそ、ありがとうございました。
郡山市と奈良市が姉妹都市とは、初めて知りました。大和郡山市ではなく(^^;)。ナラシカは食用になりませんけどねヾ(- -;)。あ、大和郡山市には金魚がそれこそ売るほどいますよ(笑)。

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