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森と林業の本

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2018/10/05

北海道平取町の森の伐り方

北海道で、また震度5弱の地震があったという。9月の大地震の余震とのことだが、まだまだ揺れ続けている。

 
ところで、地震のあった北海道南部、厚真町のグーグルマップを見ていて、衛星写真に切り換えて気づいた。森にヘンな模様?がある。 
 
Photo_2
 
これは、なんじゃい?
 
ようは伐採したのだろうけど、列状というか帯状間伐だろうか。
どうも本土では見ないような伐り方。
周辺はゴルフ場のようだが、それと関係あるのかないのか。
 
つまらんようだけど、気になったのである。
 
ちなみに、ほかにも農地なのか林地なのか、妙に幾何学的な伐り方をしているところが多いのは北海道特有だろうか。
 

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森林学・モノローグ」カテゴリの記事

コメント

列状間伐は、北海道のスタンダードです。

ありがとうございます。
本州以南でも列状間伐は行われていますが、どうも見た感じが違うんですよ。感じ゛だけですが。こんなに規則正しくない。伐り幅が広いのか?もしかしたら山がなだらかなのかも。

いつも楽しく拝見しています。
タイトルが「平取町」になっているのに本文中は「厚真町」、また、胆振東部は北海道南部ではありません(北海道南部は一般的に函館を中心とする渡島管内や、拡げても室蘭市あたりまでを道南と言います)。本州のことは本土ではなく、内地と言います。細かいようですが田中先生のブログや書籍のファンとしてお知らせします。
なお、列状間伐が一般的であるという話は初めて聞きました。まあ多いことは多いと思いますが。

これは失礼しました。でも、最初は厚真町のグーグルマップを見ていたのですよ。そして妙な森の列を見つけたものの、確認すると平取町に越境していた、ということです。
北海道南部というのも、新聞記事の表記を使っただけで、他意はありません。本州人としては内地と呼ばれたくないという気持ちもあります(^^;)。もともと戦前は、内地とは列島4島を指し、朝鮮半島や台湾、ミクロネシアなど植民地を外地と言ったはずなんですがねえ。

列間伐にしては幅が広すぎるので
複層(相)林化する主伐の一種です
モデル的な写真ですね
派生して現地に応じて林内広葉樹を活かした混交林への誘導など色々なパターンが模索されています。

厚真の林業従事者です。
これは列状間伐ではなく複層林です。そしてむかわ町ですね。厚真と平取の中間です。
3条植えです。この辺ではよくあります。
ちなみに今グーグルアースで厚真町の山見てみてください。胆振東部地震でボロボロですよ。
伐採も危険極まりないです。

おお、複層林を北海道でやっているのですか。さらに場所はむかわ町とは。いまさらタイトル変えられないよなあ。
でも四年越しの疑問解決です(笑)。ありがとうございました。

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