Yahoo!ニュース「……樟脳が復活の兆し!」を書いた理由
Yahoo!ニュース「明治維新をなし遂げ、一国の財政を潤した樟脳が復活の兆し! 」を執筆しました。
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ちょっとしたことなので別にいいのですが、香りは「立ち上がる」ではなく「立ち上る」の方が良いのでは…
聞き慣れないもので…
投稿: 名無しの権兵衛 | 2018/11/12 22:40
なるほど。調べてみましたが、香りや煙は「立ち上る」と使う方が正しそうですね。微妙な言い回しの差ですが、「立ち上る」と記すことにします。ありがとうございました。
投稿: 田中淳夫 | 2018/11/12 23:08
いちゃもんついでで申し訳ありません。
ウルシは特用林産物に分類されていると思います。
製油ではなくて精油だと思います。
投稿: Ken | 2018/11/13 23:06
探せば埃の出る文章(笑)。精油はあきらかに誤字ですね。直します。
ウルシの分類は難しいのですが、統計では農業側に分類されることもあります。コウゾ、ミツマタのような和紙原料もそうかな。でも、栽培面積からすると、林業的ですね。桑などは、一時期100万ヘクタールを超えていましたから。
投稿: 田中淳夫 | 2018/11/14 11:28
台湾の樟脳の話には多少縁がありまして、戦前に祖母の縁者が技術指導と研究を兼ねて渡っておったそうです。
今の私達には樟脳はタンスに居れる防虫剤程度の認識ですが、プラスチックの出来るまで、セルロイドの原料の樟脳は、重要な物資でなかなか羽振りが良かったそうです。
そんな昔話を聞きました。
投稿: 仁藤 浪 | 2018/11/15 10:17
その縁者の方に話を聞いてみたいですね。実は、私も台湾の樟脳から入り込んだのです。
世界一の総合商社と言われた鈴木商店の発展の礎ですし、実は土倉庄三郎の息子・龍治郎も樟脳生産に取り組んでいました。
そして日本でもまだ樟脳をつくっているところがあった! と思って取材に行ったのです。
投稿: 田中淳夫 | 2018/11/15 12:02
いつも楽しく読ませていただいてます。
樟脳がそれほどの重要物資であったこと、認識を新たにしました。街路樹なんかで植えられているけれど、落葉の時期に結構回りが汚くなるので嫌われることもある、なんて聞きました。でも、なくなってしまうと私の好きなアオスジアゲハが見られなくなっちゃったりしないのか・・・、なんて心配もしてしまいます。
尊厳を取り戻して(笑)これからも大事にされるようになってほしいですね、クスノキ。
投稿: ふらいぱん | 2018/11/28 21:30
自家用車に積み込んだクスの輪切り、いまだに香るんですよ。もを2カ月以上経つのに。車に乗るたびに、スッと頭が反応する。合成樟脳(ナフタリンとかパラジクロルベンゼン)とは大違い。
樟脳の匂いは偉大です。
投稿: 田中淳夫 | 2018/11/28 23:51