無料ブログはココログ

本の紹介

« 森林経営管理法の「優しさ」 | トップページ | 京の町家という田舎移住 »

2018/12/14

静大の広葉樹林化研究

静大演習林の研究第2弾。

 
スギやヒノキの人工林を広葉樹林化、あるいは混交林化実験もやっていた。
 
まずどんなギャップを作れば広葉樹が入ってくるか。一辺5メートル、10メートル、20メートル、30メートルの4種類のギャップをつくって実験している。
 
その条件はいろいろあるのだが、一足飛びに結果を言えば30メードルがもっとも広葉樹が繁ったようだ。
 
Dsc00317
 
やっぱり広い方が光がよく林床に入るから……とそんなに単純化してはいけないのだが、現実的にも、これぐらい広い方がいいな、という印象である。ただ広葉樹の種子は、鳥が運んでいるらしい。そこでは外来種のソウシチョウが大活躍したという。
 
 
ちなみに演習林に隣接して、管理を任されている森に、「江戸時代のスギ造林不成績地」というのがあった。約150年前にスギを造林されたのは間違いないのだが、土質が向いていずにあまり成長がよくないため、広葉樹が入ってきた……というもの。
 
2
 
つまり混交林化したわけだ。混交林づくりとしては成功?
なかには150年生のスギが混じっている。人為的に何かしたのではなく、混交林化するのも見本になるのではないか。
 
4 
 
森林の生態については、決めつけご用心。長大な時間とともに自然も結果をとりもどし、いまこの時代で行われている事件を笑ってスルーしそうだ。

« 森林経営管理法の「優しさ」 | トップページ | 京の町家という田舎移住 »

林業・林産業」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/36391/67481354

この記事へのトラックバック一覧です: 静大の広葉樹林化研究:

« 森林経営管理法の「優しさ」 | トップページ | 京の町家という田舎移住 »

2019年1月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

森と林業と田舎