September 2019
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

森と林業と田舎の本

« Yahoo!ニュース「林業で見えた。外国人労働者の…」を書いた裏事情 | トップページ | アスペン材の驚異 »

2019/01/25

盗伐問題にのほほん答弁

厚生労働省の「毎月勤労統計」のデータ不正が問題になっている。

 
たまたまニュースを見ていたら、野党はもちろん、与党も怒っている。珍しい光景だ。どちらも怒っているのに……その中でのほほんな答弁をしている官僚。あくまでミスであって、故意にやったのではないという姿勢で押し切ろうとしている。力説するというより、私知らないもんね、と開き直ったような態度。
 
すごい度胸だ、と思っていたが、何か同じ光景を見た気がする、ことに気がついた。
 
しばらく考えて、これだ、と思い出す。昨年12月11日の農林水産委員会だ。
 
 
田村議員は宮崎県えびの市で起きた盗伐問題を取り上げたのだが、当然ながら厳しく追求する。そこに政府の小里康弘農林水産副大臣が答弁に立つ。彼は自民党の衆議院議員だが、現地を訪ねたことを話し、ケシカランことだ、警察とも連携するよう厳しく伝えた旨、報告する。それに対して、田村議員は謝意を示すのである。
共産党が政府を褒めるのだから、なかなか珍しいんじゃないか……と思っていたが、次に牧元幸司林野庁長官が答弁に立ったのだが、そこで口にしたのは
 
「盗伐と言われていますが、誤伐か盗伐かはわからない……」うんぬんという発言。
 
いやあ、これまた度胸あるわ。
 
盗伐と認めたくないらしい。できれば誤伐に済ませたいニュアンスだ。なぜなら盗伐なら刑事罰だが、誤伐ならわずかな賠償金で済むからね。あくまで林野庁は業者の味方。
ちゃんとコンクリートの測量杭がある山なのに、誤伐というのは度胸ある。しかも一カ所ではとなくて頻発しているのだから。与野党の声を無視したのほほん答弁。
 
しかも林野庁はクリーンウッド法で違法木材を扱わないようにする……とか。この法律、違法木材を締め出すとは条文のどこにも書いていないのだけど。あくまで「合法木材を推進」で終わらせている。罰則もないし、そもそも登録していない業者は関係ない。
 
こんな繰り返しで国会の質疑は進むんだろうな。。。
 
 

« Yahoo!ニュース「林業で見えた。外国人労働者の…」を書いた裏事情 | トップページ | アスペン材の驚異 »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 盗伐問題にのほほん答弁:

« Yahoo!ニュース「林業で見えた。外国人労働者の…」を書いた裏事情 | トップページ | アスペン材の驚異 »

無料ブログはココログ

森と林業と田舎