無料ブログはココログ

本の紹介

« サバイバル植物!復活編 | トップページ | 林業用トラック開発の現場 »

2019/03/02

ナラ枯れの空

生駒山を歩くと、以前と空が広がった気がする。

 
明るいのだ。そして頭上を覆っていた大木が消えている。
 
1
2
3
 
これまでコナラの大木が増えて林内が暗くなり、生態的には多様性が減ってきたのではないかと言われていた。これが単に照葉樹林への遷移ならよいのだが、実は照葉樹もあまり育っていない。大木の下に小さくなっている……だから、いわゆる里山の雑木林を元に戻すには、伐採を進めないといけないという。 それも皆伐なみに伐らないと落葉樹林の里山にならないというのだ。
 
私は納得しながらも、イマイチ人為がないと生態系が健全にならないというのもおかしいね、と思っていた。
 
そこへナラ枯れが大発生。コナラの大木が次々と枯れる。これぞ、自然の摂理。大木を除いてくれるのか、と思ったのだが、実はナラ枯れで大木が枯れても間伐ぐらいの効果しかなくて、十分に林床に光が入らない。だから次の木が育ってこない。中低木のソヨゴやヒサカキばかりになってしまう、という。 
 
ところが、昨秋の台風で一変した。ナラ枯れ木がボキボキ折れて倒れたほか、多くの中低木もなぎ倒し、すっかり明るくなった。
 
これこそ、自然の摂理かな? と思う。ナラ枯れプラス台風によって遷移は大きくもどって落葉樹の生える里山になるかもしれない。
 
 
おまけ。倒れて、葉も全部むしられたツバキが、花だけ咲かせていた。
 
2019301_3

« サバイバル植物!復活編 | トップページ | 林業用トラック開発の現場 »

森林学・モノローグ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ナラ枯れの空:

« サバイバル植物!復活編 | トップページ | 林業用トラック開発の現場 »

April 2019
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

森と林業と田舎