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森と林業と田舎の本

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2019/04/27

連休生駒ガイド・生駒山に大植物園

10連休初日。と言っても、全然実感はないのだが。

せっかくだから生駒山周辺観光ガイド(^o^)。

まずは、植物園を紹介しよう。生駒山麓にはれっきとした植物園があるのだよ。それも、なかなかの規模と内容を供えている。

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とくに価値あるのは外国産樹種がかなり植えられていること。

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これはラクウショウ。ヌマスギともいう湿気の多いところに生える木なので、気根がニョキニョキ突き出す。これが池の周りいっぱいにあるから、なかなか壮観。落羽松と書くように、細い羽根のような葉が落葉針葉樹。

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これはレッドセコイヤ。昨秋の台風で倒れたので、そのまま保存。実は倒木はアチコチにある。あえて倒木のその後を観察しようという科学的意図がある……のだけど、まあ片づけるのも大変だし経費かかるからね。だから倒木のある道は進入禁止になっている。

ほかメタセコイヤからイギリスナラ、コルクガシ……など豊富。北アメリカ区、ユーラシア区、アジア区、熱帯亜熱帯区などと分かれている。

その中でも私が気にかけているのが、これ。

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これはタイワンスギなのだ。台湾と言えばタイワンヒノキが有名すぎるが、実はタイワンスギもある。なかなか盲点だった。見た目は日本のスギと似ているが、別種。タイワンスギ属に属する1属1種。

台湾のほか中国南部、ミャンマー、ベトナム辺りにに分布する常緑針葉樹。1904年に台湾の玉山で発見されたというから、歴史は短い。
直径は2mを超えるものもあるそうで、材は緻密で硬い。耐久性もあり、棺桶や天井板、板戸などの建材や家具に利用できるそうだ。今のところ花粉症は確認されていないようだ。なんだ、そんないい木があるなら、これを日本でも植林すればいいじゃないか、と思ったのだけど、問題は生長が非常に遅いこと。それでは早生樹ばかり目を向けている中、無理だな。

台湾へ行って吉野杉を見てこようと思っているのだが、このスギと区別が付けられないといけない。

なお、外国産樹種のほか、日本産樹木に里山(ようするに生駒山の植生)、そしてツバキ園やサクラ園もあって、園芸品種も見られる。さらに水生植物も栽培中。

そうそう、紹介していなかった。この植物園の正式名称は、大阪市立大学理学部付属植物園。メタセコイヤを発見した博士がいた大学だ。研究のために作られたのだが、一般も入場OK(有料)なのである。

生駒山では、外国産樹種のお勉強もできるのだった。

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