堀ちえみさんのオーラ
タレント・堀ちえみさんが、舌がんに続いて食道がんの罹患を発表した。今日、手術だったかな?
自分の病歴を公表しなくてはならない立場も大変だな、でもそれが芸能人の価値かな、とか考えてしまう。
私は、堀ちえみに一度会ったことがある。いや、正確には身近に見ただけだが。それも20年くらい前ではないか。
それは大阪の某雑誌編集部のパーティーだった。
私も若干の執筆をしていたので招かれて参加していた。会場には、100人近くいたのではなかろうか。
その時、会場の一角が光って見えた(笑)。なにごとかと思えば若い女性がいる。彼女が光って見えた。ただし、私は彼女が何者か知らなかった。とくに美人とも感じなかった。でも、彼女の周りに人が集まり、たしかに光っていたのだ。それをオーラというらしい。
その後、紹介があって、彼女こそ堀ちえみだと知った。そういえば雑誌のグラビアによく登場していたことを思い出す。(念のため付け加えると、旅とアウトドアの雑誌である。)私は彼女を誰か気づかないうちからオーラを感じたのである。そして人が光ることを始めて知った(笑)。
思えば彼女はその頃30歳を超えていてアイドルは卒業していたはずだ。結婚・離婚をして子供も3人いた。それでも、芸能人はオーラを発するんだな、と私は感心したのであった。ちなみに、その後その雑誌の編集者と再婚した(後に離婚)。波瀾万丈の人生ではあるが、今も芸能の一線に留まっている。いっときに爆発的な人気をほこったアイドルが、あっと言う間に消えていくケースもままあるが、彼女は違った。
芸能人に限らず、それが光って見えるモノはたまにある。客観的に見たら、とくに違いが見つからないものでも、何か違いがあるのか目が向くというか惹きつけられる品はある。それが光って見える。不思議なもので、光るのは本物なのだろう。いくら本物に似せた品でも、張りぼての偽物は(心の目には)光らない。同類が山積みの中でも光るものは目立つ。
ともあれ、今もオーラを発し続けてがんに打ち勝っていただきたい。
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