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森と林業の本

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2019/04/10

驚異!奈良の森ホテル

奈良の町を歩いた。最近の奈良は、なかなかファッショナブルになっている。オシャレな店も増えた。これまで一般の民家だったと記憶するところにも、そこここに不思議なお店が開かれている。路地にカフェだったり、骨董屋だったり。趣味なのか一発当てるつもりなのか。でも、街としてはそうした変化が元気の基だ。いい雰囲気を醸しだしている。

やはりこれはインバウンド観光客激増効果だろう。観光客が来ると単に金が落ちるだけでなく、他人の目にさらされることを意味する。それによって自身の見られ方も気にするようになる。京都ほどの観光公害も発生していないし、いい塩梅だ。

もっとも課題は、やはり宿泊客の少なさ。それはホテルの少なさと直結している。ホテルが増えたらナイトライフも充実するのか、夜の楽しみが増えたら宿泊も増えるのか。もっとも、ほかの都会にあるような猥雑な夜の繁華街は奈良には似合わないだろう。今でも町家の影に隠れるように夜の素敵なお店はあるのだから、それを探索する楽しさを知らせてほしい(^_^) 。

 

で、こんなところを見かけた。

Photo_10

これ、近鉄奈良駅からほど近い商店街の中。なんだと思う? 木を全面に打ち出したようなエントランス。

なんとホテルだった。

奈良の森ホテル

名前がそそる(笑)。が、驚くのはまだ早い。どんな高級ホテルかと思いきや、カプセルホテルなのだ!

これは驚異だ。

ホームページを見ていただければよいが、FRPのチープなカプセルではない。木製だぞ。それも吉野檜だと書かれてある。
しかもお一人様ばかりではなく、男女混合OK4人ルームもあれば、ダブルベッドの部屋もある。朝飯付きコースもあるようだ。価格は4000円台からのよう。大都会のカプセルより少し高いが、宿泊費としては格安。

これ、泊まってみたい。我が家から30分圏内だけど(笑)。

誰か、奈良市内で飲まないか。そして終電を逃して泊まらないか。……もっとも、ここはカプセルホテルと言っても予約しないと泊まれないような気がするなあ。やっぱり計画的に泊まるべきか。4人で一部屋借りて、奈良のナイトライフを楽しまないか。

 

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