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2019/04/01

サクラ林業実践地を発見!

先日、Yahoo!ニュースに書いた「サクラの寿命は?サクラ林業のススメ」の記事、後半のサクラ林業というのは、戯れ言というか思いつきのレベルにすぎなかったわけだが、なんと、すでに実践されている場を見つけたよ(^_^) 。

 

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これは、先日訪れた十津川村。隠れたところに広大な皆伐地を見つけてしまったので、分け入った。おそらく15~20ヘクタールはあっただろう。なんともはや、と思わせたのだが、一応は再造林されている。ただよく見ると、上部に植えられているのは広葉樹、それもサクラではないか。

なんと、十津川村はサクラ林業を実践している先進地だったのだ!

というのは、むろん皮肉。再造林の樹種にスギやヒノキばかりではまずいと思ったのかどうか、広葉樹も植えようと思ったのだろう。そして、苗が手に入ったのがサクラだった……というところてはないかな。品種までわからないがソメイヨシノだったらどうしよう。全体の5分の1ぐらいが桜だとすると、3~4ヘクタールのサクラ林が誕生することになる。ただし疎植なので、本数は少なめだろう。ヘクタール1000本以下。

もし順調に育てば、数年後には人知れぬ場所にサクラの名所が誕生する。そして30年後ぐらいにはサクラ材を収穫できるかもしれない。順調に育てば、だが。

花見は、里から見上げて行うのかなあ。

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コメント

桜のカップボードを持っていますが色がとても楽しいです。桜の樹皮は伝統的な曲物の合わせ目を止めることにも使われてきました。そして直接使われそうなのが、風水害や虫害で寿命が尽きた桜を置き換える事ではないでしょうか。この実践地はそんな苗木のことを考えているかもしれませんね。運搬とか虫が出やすいというような要素もありそうですが、桜林業、面白いすね。

考えてみたら、サクラは結構有用樹なんですね。材は高級だし、樹皮も葉も使い道がある。そして花は観光ネタにもってこい……と、話を展開してきたのですが、そこに苗木販売! 
これも面白そうなビジネスになりますね。苗木を育てて売るのなら、3,4年目から商品になる。
サクラの植林、マジにビジネス展開できそうです。

ケボニー化パームの学生です。と言えば伝わりますか?おひさしぶりです。初めてコメントさせていただきます。
前の桜林業に関する記事を読んでから、非常に興味深く、ずっと考えていたので、タイトルの発見!と言う文字に踊らされました。
思うのですが、桜は見るものと思うあまり切ると言う発想がないんですかね?非常に面白い林業だと思うので、どなたかに実践してみて欲しいですね!

油ヤシをケボニー化するんですか(@_@) ……ということはともかく、サクラを木質面を研究している人はいないんですかね?
栽培に関しては、ソメイヨシノならかなり知見が蓄積されているはずなので応用ができるはず。幹を直材にする育成法は試していないかもしれませんが……。

今後の林業は複合的な経営が求められるから、木材のほか観光なり葉や花なりの資源化は有効だと思います。

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