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森と林業の本

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2019/05/24

青島の鎮守の杜

今更だが、宮崎に行ってきた。

どこに行ったかというと、青島である。チンタオではなくアオシマ。かつての新婚旅行先ナンバーワン(古い)
とはいえ「やっぱり青島」。外せない観光地ではないか。

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私は幾度目か覚えていないが、訪れるのは10数年ぶりだろう。ああ、この「鬼の洗濯岩」。波蝕地質ファンには、垂涎の的ではないか。

と言っても、さすがにこれだけではイカン。やっぱり青島なのである。青島神社も参拝せねば。

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ところで青島は、貝殻が積もった真砂島だそうである。たしかに砂浜も貝殻片が多かった。ちゃんと貝殻を奉納するところもある。

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だが、目に留まるのは、やはり島を覆うビロウ樹の森。これはヤシの一種だが、約5000本ぐらい生えていて、最高樹齢は350年にもなるという。ほかにもクワズイモやハマユウなども見える。亜熱帯植物群落として国の特別天然記念物に指定されている。つまり青島神社の鎮守の杜は、ビロウ林ということになる。こんな亜熱帯性の植物による鎮守の杜というのも珍しいだろう。海幸彦伝説の起源とも聞くが。

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なんにでも神が宿るのである。

 

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