森の中で見つかる謎の球体
昨日は、マジな林業ネタを書いたので、頭を使いすぎた(^^;)。
そこで楽しいロマンネタを。
この石はなんだと思う? 実は十津川村の某所で祀られていたもの。昔から、その集落の各所で、球体の石がゴロゴロと出てくるのだそうだ。丸いと言っても河原の石ではない。神秘的なただならぬ雰囲気が漂っているではないか。実際、その集落では見つかったら、祠や神棚などに祀られることが多いそうだ。
ただし、今ではその集落が限界化したため、盗みに入られるようになった(この石を盗む不埒な者がいるらしい)ので持ち出して今は奈良の某所で保管されている。
私は、何かの結晶化ではないか、酸化鉄か何かが年輪のように石を発達させたのではないか、と睨んでいた。
それが意外なことで解決した。
なんとテレビのバラエティで取り上げていたのである。。。。
なんでも世界中で発見されていて、なかには直径二メートルを超すものもあるとか。ここで説明するのは悔しいので控えるが、中心部に有機物があるらしい。私の予想は半分当たって半分外れていたかな。
ともあれ、森の資源として活用方法を考えてもよいなあ。もはや森の資源を木材とするのは時代遅れではないか、と感じている。
もっとも、山にこうしたものが見つかったら、神様の落とし物だと思って拝みましょう。
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化石が中に入っているノジュールですね。地層によっては、林道の法面で見つかることがあり、採取しに来る方がいます。
投稿: | 2019/05/15 08:06
あっさり答を書いてしまいましたね(^^;)。
まったく希少なものではありませんが、珍しくはあるので何か利用法はないかと思うのですが。土産物か?やっぱり御神体として売り出すかヾ(- -;)。
投稿: 田中淳夫 | 2019/05/15 09:51