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森と林業と田舎の本

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2019/05/16

国際機関に密告しよう(^^;)

朝刊を読んでいたら、次のような記事が目に留まった。

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五輪施設の建設現場の環境が劣悪なことが報告されたというものだ。

たしかに私も多少は聞き及んでいるが、もはや納期を守るどころか建設そのものがドタバタ状態らしい。そして安全確保や労働条件も守られずグダグダになっている。過去、建設業界が築いてきた安全のためのシステムや法規、規制などが次々にないがしろにされているらしい。

がこの記事は、そうした問題点が国際機関に報告されたことを取り上げている。その機関名は、「国際建設林業労働組合連盟」だそうである。

20190516_194629_1

ここでピピピと感じた(笑)。林業という文字が入っているではないか。建設と林業の労働組合なのである。日本の林業組織も関わっているのか? そこでググる。

すると全日本森林林業木材関連産業労働組合連合会(森林労連)なるものが加入しているらしい。その前身は山労で、現在の「連合」の一角か。ま、そんな労組組織はどうでもよいが、国際的な上部組織に報告して、そこから日本に勧告が下りてくるのか。

いっそ、日本の林業現場の労働問題、どんどん国際機関に伝えて世界的にアピールしたらどうだろう。事故率は全産業の15倍ですよ、とか。いまだに出来高払いや日給制だぞ、とか。盗伐だらけだぞ、とか。でたらめの合法木材証明つけてるぞ、とか。

国内でいくら改善を呼びかけても馬耳東風というか、改革はまず無理なんだから、外圧を利用してみるのだ。ダメもとだ。

以前も紹介したが、熊野古道が作業道に破壊されたとき、もっとも早く動いたのは、実は古道を歩く観光客だった。世界遺産の道を歩いていたら、いきなり皆伐地が広がり、古道も土砂で埋まっていた、とユネスコの世界遺産会議イコモスへの報告が相次いだという。歩いてそんな現場に出くわしたら、すぐに写真を取り、その場でメールを打つ。そんな報告が多数届いたら、イコモスも当然ながら日本に問い合わせる。もし、これが本当なら世界遺産の認定解除になりかねない……。

文化庁も焦っただろう。

同じことをやってみたらどうか。日本の林業労働はひどい、ひどい自然破壊をしている、ということを国連のさまざまな関係ありそうな機関に密告する。世界に広めたら、冷や汗をかく省庁も出てくるだろう。これも一種のロビー活動かな。

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