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森と林業の本

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2019/05/04

連休生駒ガイド・秘境駅と幻の車両

最初に言っておくが、私は鉄オタではない。断じて、鉄道なんか興味はない。汽笛もアナウンスも駅名にも時刻表にも興味を持たないし、駅弁もたいして食べない。車両の形式なんかまったくもって知らない。廃線がどうした新線がどうした。トンネルがいくつあってもいいじゃないか。

その私が断言しておく。生駒山は、鉄オタの聖地であると。

実は生駒駅は4つの路線が交差するターミナルであり、それぞれに特徴がある。線路幅も違っているのだ。ほんの一部を披露すると、まず日本初のケーブルカー路線が2つ(生駒山全体では3つ)もあり、しかも宝山寺線は日本唯一の複線。なんと路線にトンネルがある点でも特異だ。そして秘境駅まである。周りに何の人家もないのに、ぽつりとある駅だ。

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周りは森。頂上への登山道以外はない。つまり車も入れない。かろうじて近くにヨガ道場になっている家屋はあるが、いつも人がいるわけではない。多分、セミナーが開かれる際にも、このケーブルカーを使うより宝山寺から歩いて登るんじゃないか。そもそも、この駅で乗り降りする人を見たことはない。私だって降りたことないよ……生駒山からの下山時に乗ったことはあるが。

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実は、ケーブルカーは上り下りのバランスで運転されるため、2台がすれ違うためにどうしても駅を造らないといけない地点があって、それが梅屋敷駅と霞ケ丘駅なのだ。梅屋敷駅周辺には人家と宝山寺があるが、霞ケ丘駅はまったくない。で、両者の駅の間にすれ違う部分があるが……どちらも派手な車両(笑)。これも名物♪♪♪ 山上遊園地と結んでいるからだ。

もちろん、これだけではない。ミステリースポットになっている廃線トンネルもある……が、ここであえて紹介したいのは、幻の車両だ。

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これ、近鉄の前身・大阪電気軌道という会社のほとんど最初期に走らせたデポ1形という戦前の木造車両である。
公式には、近鉄の五位堂車庫に1台だけ保存されているということになっているが、実は生駒山中に隠された幻のデポ1形があるのだ!

これを私は発見したのだよ\(^o^)/。どこにあるかは内緒。非公開だからね。(でもHPで紹介したら、ウィキペディアにも記載されちまった。)

 

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