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2019/06/20

宮崎県の盗伐現場3

誤伐か盗伐かどちらか見抜くのに、一つは現場の荒っぽさが基準になると思っている。

誤伐、つまり間違ったのなら合法的な伐採地と同じような伐り方になるはずだが、盗伐の場合は違法でバレないうちに伐って材を出そうとするから荒っぽくなる。何より跡地に責任を負うつもりもない。

結果として、その跡地は時とともに崩壊の可能性が高い。とくに宮崎は雨量も多いし台風の通り道でもある。

Photo_20190620211001

谷から尾根まで無茶な作業道を切り開いているのだが、おかげで1年経たずに崩れている。もはや重機でさえ通れないのではないか。土砂は谷を下り、奥に見える溜め池に流れ込んでしまった。

さらに山自体の崩壊も始まっている。

2_20190620211001

2_20190620211002

山の尾根部を皆伐して、下からは見えないようにしたつもりが、このように崩れて麓の水路を埋め、水田まで土砂が押し寄せている。そのため耕作法規となった。いや、大雨の時に道まで土砂はあふれたらしい。

恐ろしいのは、これが誤伐だと言い張り示談で済ませられたら、こうした崩壊の責任は所有者になることだ。伐採した業者はもう決着済みと逃げるだろう。木を伐られて盗まれ、さらに崩壊責任まで押しつけられる。

どちらにしても業者が治山や再造林を真面目にするとは思えないので、この後始末は誰がすることになるのか。行政も逃げ回っている。

県がどんな対応をしているかはWedge7月号をお読みいただきたい。

 

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コメント

この様な輩が居ると、業界の品位が落ちる。やっぱり山をする人間は…と、全体がバカにされる。ともかくWedge7月号を読んでみよう。ここらは田舎なので、新幹線もキオスクも無い。Amazonで注文したら早速今日届く。流石だ。
木材業界もお客様に喜ばれるサービス業を目指さなければならない。

宮崎には、素材生産業の社会的地位の向上をめざしている団体もあります。が、もはや宮崎県の林業全体が盗伐を折り込み済みで動いているようですね。
29年連続杉生産量日本一、も盗伐なしで維持できない?

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