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森と林業と田舎の本

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2019/07/09

麦わらストローが商品化!

ストローと言えばプラスチック製で、それがマイクロプラスチックになって環境汚染となると騒がれると、木のストローだ竹のストローだ、やっぱ紙か……とかまびすしい。ま、私もその一人だが(^^;)。

ただストローというのは、本来は麦わらのこと。

実は、日本でもかつては麦わらストローがつくられて販売されていた。 1901年頃に岡山県で川崎三一が麦わらを使って始めたという。そして1950年代後半頃までは喫茶店やカフェで使われていたという。思えば、この頃まで身の回りのグッズは、木質など自然素材が多かった。というか、代替品はまだなかったのだ。ところが木材不足もあって、金属製品や合成樹脂に置き換わり始める。アランウド1960年というのは、身の回りのマテリアル転換期なのかもしれない。

そこで出ました、大麦のワラでつくられたストロー。今の世に本当に麦わらでストローつくっちゃった人が現れたよ。

福井大麦倶楽部

福井県は六条大麦の生産量全国第1位だそうだ。そこで福井大麦倶楽部の重久弘美さんは、六条大麦を栽培して六条大麦を使った製品の製造・販売を行いながら、六条大麦についての情報発信にも取り組んできた。そして昨今のプラスチック製ストロー問題を受けて、ならばとつくってしまったという。最初は麦茶の購入者にノベルティとして配布していたが、とうとう市販を始めることに。

麦ストローの作り方は、まず麦の穂が立っているうちに手刈りをして、1週間から10日ほど天日で干す。生乾きではカビが発生するのだ。十分に乾燥させると、茎の節と節の間をハサミでカット。茎の外側の皮がむけてくるので取り除く。これで完成。簡単のように見えて、食具だけに衛生面など気をつかう点が多い。だから全工程が手作業だ。大量生産は不可能だと思われたが、希望が多いことから7月から販売することにしたという。

今年6月に収穫した大麦の茎を使って、10万本を製造した。製造は地元農業女性の協力を得て行い、検査機関での残留農薬のチェックや消毒も実施している。

Straw102 上記HPより借用。

10本300円と250本7500円(いずれも税別)の2種類。

1本30円。イマドキのカフェなら、これを使うことで客の評判を呼ぶ(インスタ映えするし)と睨んで導入することも可能かもしれない。

木のストローよりは自然ぽいかな。

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