森林オフィスとリゾートオフィスの違い
台風直撃の日。不思議と生駒は雨も風もほとんどない。やはり霊山に守られているなあ~と思った1日であるが、ここ数日は帰省していた娘のアテンド係(^o^)。そして、本日、東京にもどる日でもあった。
帰る夕刻の新幹線便の動向を探る。「無理なら、もどってきていいんだよ~」と何度も繰り返しつつ、娘を見送る。そして娘は道中をLINEで実況。幸い、どこの電車も止まることなく、無事に走ったようだ。
世間はお盆であり仕事は休みだろう。私も、娘の帰省中はほとんど仕事をしない。が、そんなときでも仕事したくなるオフィスはないか。
そこで、私が講演などで時折使っている写真。
森林オフィス……と呼んでいいいと思うが、ようは森の中に儲けられた半地下のオフィスだ。
これは、内部から外を見た様子。仕事場としては、極めてスタイリッシュというか、人工的な清潔・便利さを追求しているが、窓?の外には里山の木々の風景が広がっている。こんなオフィスが身近にあれば飛びついてしまう。
残念ながら、この写真の施設はスペインにある模様。でも、日本でもつくれば人気を呼ぶのではないか。サテライトオフィスとして売り出せないか……という提案用に使っている。
それに似た施設が長野県信濃町に生まれたらしい。ノマドワークセンターだ。安らぎの森オートキャンプ場内にあり、自然の中で仕事のできるリモートオフィスというコンセプトである。運営は埼玉県のNPOだ。
もっとも、上記の森林オフィスほどスタイリッシュではなくて、ようは遊休の体験施設を改造したもの。施設内にはコワーキングスペースや会議室、3Dプリンタや各種工作機をあるラボを揃え、wifiも完備でネットで仕事ができるということだが……あんまり詳しい内容は掲載されていない。ノマド(遊牧民)のように移動するビジネスマン狙いのよう。リゾートオフィスとでも形容すべきか。
ただ、私の感想としては、ここでは仕事したくならないなあ。やっぱりリゾート施設ぽい。周りは遊ぶところばかり。多分、滞在したらだらけるだろう(笑)。
オフィスなんだから、仕事モードにハマるオフィス・デザインにしてほしい。リゾートで仕事というのは矛盾している。あくまで仕事環境としての自然(森林)を取り込んだ環境。。。どこか本気で森林オフィスをつくれないだろうか。
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