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森と林業の本

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2019/08/21

切株の上の……メルヘン

暑くて運動をしなくなったら、身体がなまってしまった。

そこで一念発起。森を歩こうと思ったが,たいていのコースは経験済みだ。どうも既視感のあるルートは面白くない。いままで歩いたことのないコースは……と考えて選んだのが、野崎観音へのお参り。落語の「野崎参り」で有名だが、実は浄瑠璃にもなった悲恋の舞台でもある。ここまで行くには、生駒山を登って大阪側に下りて、また登る……ということになる。道は知らないがきつそうなコースだ。

覚悟を決めて、まずは生駒山の飯森山に登り、そこから下りていくのだが……その山道で見かけたのが、切株。

 

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折れたのか何かで処理したのだろうが、中途半端な高さの切株だ……と思ったら、その上に何かある。これは、「切株の上の生態系」シリーズで使えるような植物が生えているのか?

が、近づくと意外なものがあった。

 2_20190821221701 ン? これは……。もっとアップすると。

Photo_20190821221701

なんと。コケの小屋に住むコビトさんがいたではないか(^o^)。

このポーズは何か楽器でも弾いているのか?

なかなかやるねえ。こんな造形を森のアチコチに設置したら楽しいだろう。よく子供たちを森に連れて行って森林環境教育~!とか言っているが、実は森に入れば子供はすぐに喜べるわけではない。何か引っ掛けるネタがいるのだが、そこにこんな造形をいっぱい森の中に仕掛けたら夢中になるのではないか。

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チェンソーアートでも、切株に彫るスタンプカービングというのがある。

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以前、我が家の庭にも異空間への入口を設置したことがある。ミョーな遊具を置くのではなく、想像力をくすぐる作品がほしい。

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これを森全体に広げられたら楽しいと思うのだよ。。。

ちなみに久しぶりの登山はメチャきつかった。暑さと急坂にやられてへたりました。

 

 

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