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森と林業と田舎の本

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2019/08/06

ハチミツとメープルシロップ

今夜のテレビ番組案内に「田中淳夫」出演という文面があったことに気づいた人は何人いるだろうか。

「マツコの知らない世界」という番組に「田中淳夫」は出演したようだ。

もちろん、私ではない。同姓同名の、もう一人の田中淳夫さん(^^;)。

ちなみに私は、マツコ・デラックスという芸人がまったく受け入れられない。テレビに顔が映った瞬間にチャンネルを変えるほどダメ。理屈抜きのほとんど生理的に受け付けない。それなのに、せっかく「田中淳夫」さんが出るのだからと、我慢して我慢して、顔を伏せながら見た。

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もちろん出演したのは、株式会社銀座はちみつの田中淳夫社長。私も面識がある。一緒に並んで写真も撮った(笑)。私に、たまに「ミツバチのこと話してください」という依頼があるが、私もミツバチや養蜂のことを記事にするが、それは間違い。逆に銀座の田中さんのところに「森林ジャーナリストとして」取材に行った人もいるようで、お互いたまには入れ代わってもいい。

ま、そんな話はともあれ、現在は都市の屋上養蜂が広がっていることを紹介していた。と言っても、たいして深くなくて、単に各地のハチミツを味わって喜んでいるだけのような番組だった。

もしかしたら勘違いする視聴者もいるかもしれない。屋上で養蜂やってハチミツ採って売れば儲かるぞ、と。
それはあり得ないだろう。屋上でどんなに巣箱を多く並べてハチミツを採取しても量的にはしれている。それを売ってもたいした販売額にはならないはずだ。なかには価格を100グラム3500円なんてつけている商品もあったが、それでも赤字ではないか。

だが、屋上ハチミツはブランディングにもってこいなのだ。だからハチミツをそのまま売るというよりは、ハチミツ入りのケーキなど関連商品を開発することが大切だ。実際、銀座のハチミツというだけでかなりのブランドである。ほかの地域でも都会の屋上で採蜜したことが特徴となりブランディングできる。

 

それと同じ構造なのが、秩父のメープルシロップだろう。山にあるカエデから樹液を集めて煮詰めるとメープルシロップになるわけだが、その量たるや、わずか。ところが、今や秩父駅前の土産物店には「秩父の楓樹液」を売り物にした商品が並んでいる。サイダーにデニッシュパンに、ゼリーにさまざまな洋菓子。実際の含まれている樹液はわずかだろうが、秩父の山に生えているカエデから採れた樹液であることがブランド化している。町の価値を上げて、落とされる金は馬鹿にならないだろう。

銀座のハチミツに、秩父のメープルシロップ。どちらも自然資源であるが、この戦略を学ばないといけない。素材を素材として売っていてはダメなんだよ。あ、これ、素材(木材)をそのまま売って損している連中に言っているんだけどね。

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