コンフォルト」171号は国産広葉樹の特集
本日届いたのはインテリア雑誌、隔月刊「CONFORT」171号。
特集は、表紙に「インテリアには木を使いたい」とあるが、その中でも注目は「ほんとうは、もっと使える国産広葉樹」である。
なかなか私好み。というか、私が『絶望の林業』も含めて幾度か唱えてきた「木を使うなら見た目」であり、広葉樹材こそ利益率が高く、本当の「儲かる林業」であることを示す事例が多く掲載されている。(目次は、リンク先へ。)
面白いのは、これまでなら使えないような穴あき材や虫食い、黒芯、そして里山の雑木などの材を、どうどうと「これがよい材」として紹介していることだ。
折しも今日は、某林業家から電話があって、先日伐ったトチの木の大木(長さ8メートル)が立米75万円で売れたよ、という報告をいただいたばかり(笑)。1本500万円超である。
何もこんな銘木ばかりを扱えというわけではないが、明らかに量の林業とは違う世界が広がっている。
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コメント
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「某林業家から電話があって、先日伐ったトチの木の大木(長さ8メートル)が立米75万円で売れたよ、という報告をいただいたばかり(笑)。1本500万円超である。」
特殊事例なのでしょうが、何に使うとこのような金額でも購入できるのでしょうか?
投稿: 林野庁のレストランで中島彩さんとの対談を聞いたもの | 2019/11/18 13:50
すごい名前?ですねえ(^^;)。
トチの大木なら、これぐらいの価格は普通ではないでしょうか。ほかにも広葉樹の銘木なら、昨今は高騰気味ですから。
購入者は匿名ですから用途はわかりませんが、この大木から家具をつくるとして、何枚の天板を採れるか……と計算すれば十分に元手は回収できるのでしょうね。
投稿: 田中淳夫 | 2019/11/18 15:43
すぐにコメントいただいてありがとうございます。
いや、イベントでの話とはだいぶ変わって「希望の林業」的な話ですね。
ちょっと、最新のところへ続く・・・
投稿: 林野庁のレストランで中島彩さんとの対談を聞いたもの | 2019/11/19 09:46