つわものどのの夢のあと……
風邪が長引いている。かれこれ1か月ばかり、熱こそ出ないが咳やくしゃみ、鼻水に悩まされている。それも波状攻撃みたいで、最初は咳だったのが、今や鼻水。
そのため安静にしていたのだが、治らないと、運動しないのがいけないのだ! と逆切れ?した。
それで森歩きを再開。森の中で空気を吸っていたら森林療法的に風邪も治らないかという希望的観測だ。
とはいえ、あまりきつい山登りとか道なき道を分け入るのは遠慮して、なだらかな道を選ぶ。人気がなく、木々に覆われているところを歩いて、ときおり深呼吸。
そんな道では、よく鉄塔に出くわすのだが、その周りの柵には、さまざまな植物が繁っている。それを刈り取る作業も定期的に行っているらしい。
で、こんな光景を目にした。
木が食い込んで、全部撤去できなかったみたい。私など、つい木の側の気持ちになって、せっかくここまで柵に食い込んで成長したのに……と「もののあはれ」「つわものどもが夢のあと……」「諸行無常」の響きを感じてしまった。
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