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森と林業の本

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2019/11/25

Y!ニュース「けものフレンズは絶滅動物を救う~」を書いた裏事情

Yahoo!ニュースに「「けものフレンズ」は絶滅危惧動物を救う~動物アニメや動物園の意外な効能が見える化された」を執筆しました。

実はネタ探しの過程で、いくつかの研究ネタサイトを回った。そして「ネイチャー誌」の研究に一つ、森林環境関連のネタを見つけた。これで何か書くか……と考えたのだが、イマイチ面白みがない。

それで「日本の研究.com」を見ていると、この「けものフレンズ」ネタを発見。これはオモロイ、とあっさり決めた。研究規模だとネイチャーの方が大規模で国際的なのだが、ここではオモロイかオモロナイかが分かれ目。

日本の研究現場の疲弊がよく語られるが、こうした「けものフレンズ」アニメを研究テーマに取り上げることができたのは、まだ日本の現場に多少の余裕がある証拠だろうか。こうした研究をいっぱいすることが肝心だと思うのだ。さもないと、本当に重要な研究に近づけなくなる。
今回のは、結果は極めて順当というか当たり前の帰結だったが、そのうち仰天結果につながるかもしれない。その結果が、とてつもない理論を構築するきっかけになるかもしれない。

私は、ノーベル賞よりイグノーベル賞の方が好きだが、イグノーベル賞は日本人研究者が常連化している。欧米だと研究させてもらえないようなテーマに、わりと日本人は取り組んでいるのだ。もちろん現状を見ていると、どんどん窮屈になり、そのうちイグノーベル賞につながるようなオバカな研究ができなくなるかもしれない。その時こそ日本の没落の始まりだろう。

 

ちなみに、この記事のためのビジュアルを探した。「けものフレンズ」の画像が使えたらイチバンなのだが、著作権フリーの画像はなさそうだ。そこで動物園の写真を探したのだが、私はわりと各地の動物園に行っていることに気づく。手元には4つの動物園の写真があったよ。
ただ、動物だけの写真は面白くないね。それを見ている人間も一緒にいる写真はあんまり撮っていなかった。

ところで動物園を訪ねるのは、たいてい一人(^^;)。ちと寂しいというかみっともないから、誰がつきあってくれ。

 

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