新たな土倉家文書発見?
土倉家文書。奈良県川上村の山林王と言われた土倉家にある文書のことだが、それを所蔵していた土倉邸は伊勢湾台風で流れされた。その解体の際に見つかったのが、隠し部屋の長持ちに残されたもの。それは紆余曲折を経て、天理図書館に納められた。
というわけで、現在は、大半の土倉家文書を見たければ天理図書館に行かねばならなCい。しかし、原本の閲覧を申し込むと約2週間もかかるのだ……。
だが、ひょんなことから某所にある土倉家の書類を目にした。書き手の多くは土倉庄右衛門と、土倉庄三郎。内容は十分に読めないが、山林売買に関わる書類のようだ。古いものは享保年間のものだ。
これ、ちゃんと読める人はいないか。ほかにも「吉野の伐木方法」や「造林方法」を記した巻物もあった。こちらの執筆者は誰かわからないのだが、土倉家の可能性も残る。そして、なぜこれらが、流出したのかは不明。
これらを調査したいのだが、まず古文書を読める人がいないとどうにもならない。誰か、我と思わんものは名乗りを上げてくれ。
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