旋盤で木を削るヘンなスマホゲーム
「Woodturning 3D」というヘンなスマホゲームがあった。木工旋盤を使って丸太からアートを削り出すゲームアプリ、「Woodturning 3D」(Android版/iOS版)である。
よくわからんが、「削り出し」「ヤスリがけ」「塗装」の3工程で木工品を製作するゲームのようだ。最初にお題を与えられて、回転する丸太にドラッグの操作でノミやヤスリをあてがい、削っていくわけである。形ができ上がったら塗装もする。色は自分好みに選べるようだ。完成したら、全体の精度に見合った報酬(スコア)を獲得でき、次の題材があてがわれる……。
木工家志望者は挑戦してください(^o^)。最近はプロでもノミを使うことも減っているようだが。しかし、いくら上手く削れても本物のノミを扱えるわけじゃないよなあ。。。。
ちなみに私はやりません。というか、そもそも私はスマホゲーム(PCも)をやらない。それでも、林業や木工がゲームになる時代だということは感じておこう。
« Y!ニュース「グリーン・ライ(環境問題の嘘)をつくのは誰だ」を書いた裏事情 | トップページ | AFCフォーラムの林業特集「国産材促進の方策を追う」 »
「森林学・モノローグ」カテゴリの記事
- 河川敷の木は伐るべき?(2022.05.13)
- 癒着させて大木に(2022.05.09)
- 谷山浩子コンサートと「フィンランド」(2022.05.07)
- メトロポリタン美術展にて(2022.05.06)
- 『林業遺産』にダークな遺産を(2022.05.04)
コメント
« Y!ニュース「グリーン・ライ(環境問題の嘘)をつくのは誰だ」を書いた裏事情 | トップページ | AFCフォーラムの林業特集「国産材促進の方策を追う」 »
あくまで将来的にはと言う話ですが、
1)木をセットし機械の画面の前に座る
2)ゲームの要領で器具選定とレバーで操作
3)切削、研磨、塗装の順に操作
4)ゲーム終了時には販売用木工品完成
ゲームだとしか認識できない時代の人は、
AIに仕事奪われると騒ぐ人達側にしかなれませんよー!
まー、これを取り上げられるジャーナリストは残る側か
投稿: | 2020/02/01 23:43
そんな時代になるかもね。戦争だって、ゲーム画面で行える時代だから。しかし、原料の木材の質は1本1本違うから、削る感触をレバーにまで伝える仕組みも必要かも。
木工職人の腕も、画面上の動かし方で決まる……でも、それを望むかしらん?
投稿: 田中淳夫 | 2020/02/02 23:20