ネコ的雑草ハコベ
ベランダのプランターにハコベが生えていた。それもびっしり。もちろん勝手に。種まきするわけない。幾度か抜いた、というより剥がしたのだが、すぐに復活する。
ハコベは最強の雑草のような気がする。とにかく抜いても抜いても生えてくるからだ。そのくせ柔らかく背も低いから、そんなに邪魔にならずに憎まれることもないだろう。小さな花も可愛さらしい。「憎まれっ子世に憚る」というが、生存戦略的には「カワイイ」と見逃されて、さらに栽培もしてもらう方が有利ではないか。しかも、ハコベ(ハコベラ)は「春の七草」一つであり、食べることもできるのだ。人に役立つことで生態的地位を得ているようなところもある。
ちょっとネコ的存在。野生本能が強いのに、カワイイと世話されて駆除もされず、ネズミを獲るなど人の役にも立つ。そしていつのまにやら増えていく。実は完全なペットや家畜にならずに人を利用して増えているのがネコだ。それによく似ているから、ハコベはネコ的雑草。
いつのまにか種子が飛んだのか別のプランターや植木鉢、庭先にも生え始める。種子に小さなトゲがあって、簡単に靴や服について移動・拡散するらしい。
しかも受粉は虫に頼るだけでなく、自家受粉もできる。送粉者がいないと勝手に花が閉じて受粉してしまうのだ。
さらに気温変化に強い。この写真を撮ったのは、今冬一番の寒気が来て、同じくベランダに置いたバケツの水が凍っていた日だ。
でも、あまり増えすぎると、やっぱり引き抜くよ。ネコが増えすぎて駆除されるのと一緒。
ネコは最強のペットになれるか?
« ホームセンターでスギの薪 | トップページ | 6刷決定!(その前に……) »
「森林学・モノローグ」カテゴリの記事
- 再エネは逆風か(2026.01.13)
- 「STAR WARS」の世界観(2026.01.05)
- 道をつくりたがる人々(2026.01.04)
- 浅慮近視眼(2025.12.27)
- 50年先なんて誰が見る(2025.12.26)































コメント