ツバキ林を外と内から見る
よくよく見れば(歩けば)生駒山は、ツバキ林が多いようだ。アチコチでツバキ(と思う)が群生している。わざわざ人が植えたようには見えないのだが……。
こんなにも咲き誇っているところを発見した。赤が美しい。サクラの前のツバキの最後の華やぎ。
その中に入ってみる。なかなか優雅な気分。
花も赤だけでなく、白もあった。
ツバキは、花がぽとりと落ちるから侍に嫌われたという。首が切り落とされるイメージなんだろう。しかし明治になって、サクラはパッと散ることを喜ぶ世相となった。
それでも、人気があるのはなぜか。
ただ……奥に入ると、こんな具合になるよ。
ツバキの骨の森、みたいな風情。葉も花も内側にはない。緑の部分はアオキである。ツバキは裸状態。これはツバキという樹の特性か、それとも密生して枝葉が落ちたのか。ちと不気味。
なおモクレンの林もあった。これは……人が植えたみたいだなあ。黄色の花はヤマブキ? ちょっと花は早い気がするが……。 (調べてみると、この季節に咲く黄色の花にダンゴウバイがあった。こちらか?)
« 「油ヤシ記事」から考える林業の犯した愚 | トップページ | 奈良護国神社の境内林 »
「生駒山中・身近な自然」カテゴリの記事
- 庭で自給するジュースと七草(2025.01.06)
- 厄除けは森の中で(2025.01.04)
- ため池やダム湖の生態系(2024.12.23)
- 野良じゃがで炭素蓄積(2024.12.22)
- ちょっと田園地帯を歩けば(2024.12.19)
コメント