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森と林業の本

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2020/03/15

ツバキかサザンカか

このところ、あんまり楽しい話題も書かなかったので……。

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生駒山は、粉らが多いが、基本的には照葉樹林だ。そこで多いのがカシ、シイ類だが、あとこの花木が多い。一部には純林なみにこの木が繁っている。もちろん人が植えたわけではなく、自然に増殖したようだ。典型的な照葉樹だろう。

これ、最初はツバキと思っていたのだが、調べるとサザンカだったりする。でも、今回見かけたのはツバキか? 葉っぱを見ても区別がつかないが、花はこの季節なら寒椿かなあ。落ちている花も、花弁がバラバラになっていない。

ところで、写真を撮ったのは生駒山と言っても道のないところ。頂上から道のないところを下山していたら、そんなツバキ?サザンカ?の純林に行き当たった。そして、ちょうど花が落ちる時期なのだろう。

ともあれ、人が目にすることは滅多にない場所で花を咲かせ、そして散っていたのであった。こんな冬に咲く花は、花粉は誰が運ぶんだろう……。

 

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