腹痛で縮小社会を考える
昨夜、急な腹痛に襲われた。激痛、というのではく鈍く締めつけられる痛み。おかげでブログも中断、今日も朝から断食をする有様。
まだ完治したわけでなく、今も悩まされているのだが、まあなんとか動ける。むしろ動こうと昼は歩いて買い物に行き、車や他人とすれ違うのがイヤで裏道ばかりを通っているうちに森の中に紛れ込み、山道も消えて、山中をかき分けかき分け進むという……腹が痛いうえにカロリー不足で力が入らないため遭難しかけてしまった。
ともあれ、今は無事だ(^^;)。むしろ咳だ熱だという症状よりマシと思うしかない。幸い、急いでこなさなければならない仕事もない。
COVID-19、じわりじわりと社会を締めつけている。
私の生活はたいして変わらない。もともと町に出て対面で人に会う仕事は少なかった。それでも台湾取材が飛び、その他の国内取材も厳しくなり、新規の仕事も入らず、定期の連載も休止の動きが出てきた。聞けば、新聞や週刊誌も取材ができなくなり、紙面づくりに苦しめられているようである。たしかにネタが決まったらすぐに世間に飛び出すのが信条のマスコミはいずれも苦戦するだろう。そしてコロナ以外の話題が世間に受けにくくなっている。
せっかくだから私の数少ない連載の一つ。
こちらは昨年の依頼で寄稿した記事がようやく掲載した雑誌。
私はフリーランスだが、幸か不幸かこうした状況は慣れっこである。ある日突然、仕事が切れることは今までもあった。フリーランスは常にサバイバルなのだよ。艱難に忍耐するもよし、長期展望に立って備えるもよし。悲憤慷慨するのもよし、「無敵の人」になって社会に復讐するもよし。それそれの対処の仕方があろう。
現在のウイルスによる社会の縮小現象、ある意味面白くて考察する価値がある。時間もある。まあ、腹が痛くては十分に考えをまとめられないから、今日はここまでとする(笑)。
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