満開のサクラとともにツツジ
雨続きの天候で、なかなか出歩けない(このところ、「コロナにマケルナ」を合い言葉によく出歩いていた。ほとんど森の中で誰にも合わない環境だが)のだが、曇天の合間にふらりと山へ。そこにはサクラが花盛りだった。
満開である。今年は早くから咲いたのに、花見もできず……と不満も聞かれるが、花を眺めるという点からは静かな世間は悪くない。
でも、花見のつもりではないので山道を歩く。すると……なぜか目立つのはツツジなのだ。山道沿いに満開のツツジ。
いくらなんでも……5月の花なんだが。サクラに釣られて咲いてしまったか。異常ではあるが、一興でもある。
ちなみに側溝に咲くサクラも訪れると満開だった。このサクラ、これまでもサバイバル植物の一環で紹介したと思うが、要するに側溝の溝に育って大きくなったサクラである。ほとんど側溝を詰まらせているのだが、伐られたりすることもなく、枝を伸ばしている。溝はいつもキレイだから、泥などが詰まってもすぐに取り除いているのだろう。近所の人々もサクラを守ろうとしているのだろうか。
さて、幾度も撮影はしているのだが、残念ながら満開の花シーズンをいつも逃す。咲く直前だったり、散り始めていたり。今回は初めて満開時期に見ることができた。
« 白書のための「森林環境譲与税の使い方」事例を収集? | トップページ | 森林公園で見たもの、それは…… »
「森林学・モノローグ」カテゴリの記事
- 日本環境法律家連盟とメガソーラー(2024.12.04)
- 見飽きた?ハニワから森を考える(2024.11.29)
- スター・ウォーズに学ぶ甘美な暗黒感情(2024.11.18)
- 古墳の植生遷移(2024.11.17)
- 高知の鰹はどこから来る?(2024.11.10)
コメント