10分の1しか白くないハンゲショウ
テレビで尾瀬の湿原の秘密を紹介する番組を見たので、私も生駒山の湿原が気になって見に行ってきた。ちょうど、夏前なら半夏生(ハンゲショウ)が茂っているはず……ほかにもキンポウゲも咲いているかな……とか想像していたのだが。
あらら。半分どころか10分の1も白くない。ハンゲショウじゃなくなるぞ。
全然白くない。どうした、まだ早すぎたか。ハンゲショウは少しずつ葉を白くしていくのか。それとも湿原の異変か。
ちなみに昨年の湿原は、こんな風。半分以上白い。また2年前にこの湿原のハンゲショウを記事にしていた。昨年は「半分、なつぞら」という記事にしている。ハンゲショウ、毎年紹介してるやん(笑)。でも、今年は……。
実際、今年の湿原は、全体に樹木化が進んでいるように感じる。高さ2メートルぐらいの灌木がそこかしこに生えているのだ。
乾燥して陸地化きた? いや、地表に水分は十分にあるように見えるのだが……。昨年は生えていた草花があまり目に入らない。湿原の植生は移り変わるものだが、たった1年で様変わりというのも早すぎる。
なかなか目が離せないぞ。
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