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2020/07/10

クロモジ楊枝の復活計画

zoom会議をしていて、ふとひらめいた。クロモジの爪楊枝を普及させられないか。もちろん高級爪楊枝だ。

国産の割り箸は2~3%しかないが、楊枝にいたっては、おそらく99,9%ぐらいが外国産で国産はコンマ以下だろう。ただし、やすい外国産楊枝と張り合っても仕方ないので、高級さを売り物にする。クロモジの爪楊枝は、今でも1本(というのか)5円以上するが、そこは20円ぐらいをめざす。

クロモジは、今やアロマやクロモジ茶、そしてジンのボタニカルとして人気をよびかけているが、やはり本命は楊枝だ(と私は思う)。

なんでも、今ではクロモジの楊枝をつくる職人が全国で一人しかいないというのだが、基本そんなに難しい木材加工ではない。木工経験者ならある程度練習していけば生産できるだろう。日本は木工王国で木工職人も欧米よりずっと多い。ただし、家具などをつくっても売れる時代ではなくなったから、最近はカトラリー(スプーン、フォーク、バターナイフなど)づくりが広がっているという。そこに爪楊枝を加えてもおかしくないはず。ただ、安すぎて儲からないからつくらないだけだ。

仮に売値を20円にしたら、職人は10円受け取る。1日1000本くらい削ったら1万円の収入になる。手削りではなく、機械で成形するのなら、もっと数はこなせるのではないか。若い見習い職人なら、できるように思う。

では、どうして1本20円、100本セットで2000円も払う顧客をつくるか。ここからはアイデア勝負だな。

使い終わった楊枝を使ってクロモジ茶にできます、と売り出すとか。

実は、クロモジには抗ウイルス作用があるらしい。インフルエンザウイルスの繁殖を押さえたという論文を読んだ。この調子でコロナウイルスも?と言い出すと薬事法が恐いが、人気を呼ぶ「機能性食品」ならぬ「機能性カトラリー」にならないか。

Img001_20200710214601

と、まあ、……なんか、いろいろ妄想するのである。

 

 

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コメント

 クロモジはアロマなど改めて注目されている素材ですよね。お茶で使うクロモジ楊枝は、手作りされる方が多いので職人さんがいないのでは?と思いました。
 でも抗菌という意味でも新しい切り口で売り出すのは、いいチャンスだと思います!

5〜6年前にクロモジを植えると言う林業事業者さまがいらっしゃいました。皆伐地で造林補助金を使ってスギを植えるその隙間?に植えて育てるのだと...。バレると補助金交付の要件を満たさないので内緒だとおっしゃってたのを思い出しました。

クロモジ楊枝をつくるのは難しくないと思いますが、ようは価格が引き合わないのでしょう。
しかし、林家の努力を補助金要件の点で縛るというのも情けない話です。

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