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2020/07/25

恐竜=ネコ論

昨夜、「ジュラシックワールド 炎の王国」をテレビで見た。実は公開時に映画館でも見ているのだが、まあ、相変わらずの恐竜との追いかけっこを繰り返している(笑)。第1作目を見たときの衝撃は薄れたな。 見るのは惰性のようなものである。

が、いい加減に見ながら、ふと思いついたのだ。それは……「恐竜は、ネコじゃないか説」。恐竜は、実は(人間にとって)ネコと同じなのだ! という論考というかアイデアである。そこで「恐竜=ネコ論」をここでぶってみよう\(^o^)/。

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まず映画の冒頭で、復活した恐竜の棲む島で火山が活発化して、このままでは恐竜は死んでしまう、滅んでしまうという状況が紹介される。しかし恐竜はすでに滅んでいるのだよ。復元したことが正しいのかどうかが課題となるべきだ。映画の中でも政府は、というか主流派は、放置を選ぶ。死んでも仕方ないと考える。DNAから復元したことが街内なら、火山で死に絶えるのも神の摂理だ、というわけである。

が、ここで恐竜保護団体が登場するのである。そして救出運動を陳情する。またジュラシックパークをつくった人物も、恐竜をほかの島に移す救出作戦を進める。ま、これがストーリーの始まりだ。

もう、この当たりで恐竜はネコと同じだ、と感じたのである。存在してはいけない生物種であるのに保護したがる、恐竜マニアの存在。いやマニアを超えて恐竜に身も心も奪われた人々。

ネコも同じである。とりあえずペットとして飼われている分はおいておくとして、捨てネコ、ノラネコ、そして完全野生化したノネコ。さらにペットなのに放し飼いされるネコ。これらのネコは、猛獣であり、本来いるべきでないところに持ち込まれ、生態系に多大な影響を与えている。野にいるネコは、餌として鳥や小動物をかなりの数を捕獲する。
アメリカの研究では、全米で鳥類が年間(中央値)24億羽、哺乳類123億匹……。オーストラリアでは、ノネコのために100種以上の哺乳類が絶滅の危機に追いやられているそうだ。
このように世界的に問題となっているのだ。しかし、駆除しようとすると、激烈な反対運動にぶつかり、捕獲しても里親探しに奔走する人々が多数いるのである。

同じく害獣として駆除されるイノシシやシカは、各々年間60万頭を超える。しかし反対運動とか里山探しは行われない。奄美や沖縄では、地域の固有種の生息を脅かすフィリピンマングースの駆除は熱心にやる(もちろん反対者はいない)が、同じ害をなすノネコ退治には躊躇する。行う人に罵声が飛ぶ。この差はなんだ? ネコの何が人の心を揺さぶるのだ?

恐竜は基本的に爬虫類だとされて、とても可愛い形態ではないのだが、それでも根強いファンがいて(現実には生きた恐竜なんぞ、誰も知らないのだが)保護というか熱中する。映画の中では競りにかけられて、世界中の人々が凶暴な恐竜ほど高く落札する。なぜだ、恐竜にも人間の心を揺さぶる要素はあるのか? 

だから、恐竜はネコと同じなのであるv(^0^)。

しかし野生化した恐竜は、さまざまな害をもたらす。獣害ならぬ龍害だ。

ちなみに、映画の最後で恐竜は野に放たれ、野生化していく。少なくてもアメリカ大陸では共存していかねなばならない状態に陥った……というオチであった。そして「後戻りできない」と繰り返される。(多分、続編に引っ張るのだろうけど。)
ネコも同じだ。野生化ネコは後戻りできないほど増えているよ。でも、ネコだって猛獣なのだ。共存できる……のかねえ。

でも、もしかして恐竜も馴らされて、ネコ並に人間にじゃれつく奴も出てくるかもしれない。ペット化も有り得るかも。

Photo_20200725113001

ほれ、恐竜とネコ(ライオン)が向き合っているよ(笑)。

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