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森と林業の本

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2020/08/01

古都華のかき氷から考えた

今日は娘と古都華のかき氷を食べに、平群の道の駅「くまがしステーション」に行った。

ちなみに古都華とは、イチゴの品種名。奈良県で生み出された新品種で甘みの強さでチョー人気。テレビなどで紹介されたために、引っ張りだこで価格も高い。なかなか県外では手に入らないが、多分日本を代表するイチゴとなるだろう。

そのイチゴと、イチゴソースをふんだんにかけたかき氷が生まれたというので出かけたのである。

するとかき氷は、最後の一つだった。かくして一つのかき氷を娘と二人で両側から食べることになった……。ま、かなり大きいので一人で一皿はきつい代物である。価格も1080円と、なかなか張る。

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これを、いかに崩さずに食べるかが、難問であった……。

ところで、なぜイチゴの新品種とかき氷なのか。実は、奈良県はかき氷発祥の地として売り出し中。なんたって氷室神社が各地にあるほど、氷の産地というか、古代から冬の氷を夏まで保管して、それを食した記録があるからだ。
ま、なんでも発祥は奈良が最初にしてしまうのが、奈良の悪いクセなんだが(^^;)。たとえばお茶にうどん(そうめん)、日本酒、奈良漬け、食べ物以外でも墨や薬(陀羅尼助)、そして相撲まで。

そして、もちろん育成林業も。吉野が500年以上前から始めている。いや収奪林業だって、飛鳥時代に起源があるから奈良発祥だろう。

そう思えば古都華とかき氷の組み合わせは悪くない。

なお、味は美味しゅうございました。イチゴは青果が一番かと思いきや、ソースにすると意外な魅力が出た。食べ物への使い勝手がよくなり、日持ちもするだろうから普及に力を発揮するはず。
ちなみに吉野杉も無垢材ばかりでなく、ソースを売り物にするとよいかもよ。フリッチ(ツキ板)はもうあるのだから。柱でなく、パネル一面に吉野杉のソースを塗りたくったらどうだろう。

 

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