『獣害列島』Amazon予約受付開始
岩手に行っている間?に、Amazonで『獣害列島』の予約受付を開始したようだ。
獣害列島 増えすぎた日本の野生動物たち (イースト新書) (日本語) 新書 ? 2020/10/10
近年、街中にシカやイノシシ、クマが出没して、よく騒ぎになっている。ニュースなどでよく目にする場面だが、そうした野生動物による「獣害」の深刻な実態を知る者は少ない。
駆除数はシカとイノシシだけで年間100万頭を優に超え、農林水産業被害の総額は、報告されていないものを含めれば年間1000憶を超えるといわれている。
「人間は動物の住処を奪っている」と思っている人は多いが、現在の日本においてはむしろ「動物が人間の住処を奪っている」のだ。
本書では、これまで様々な媒体で動物とヒト、そして森の関係を取り上げてきた森林ジャーナリスト・田中淳夫氏が「なぜ野生動物はこれほどまでに増えたのか」「?共存の道はあるのか」?といった難問に挑む。
動物愛護の精神だけでは解決しない「日本の大問題・獣害」について、偏見を捨て、改善に向けて現状を認識するための必読書。
目次もちゃんと紹介されている。で、同時期に表紙のデザインも決まった。
こんなの。
……(笑)。新書だから、基本、デザインはみんな一緒なのだ。ただし、ここに結構派手めの帯をつける予定。こちらはまだ最終決定していないからお見せできないが、なかなか迫力ある写真が使われている。
ちなみに遠野のシンポジウムでも、獣害列島の宣伝をしてしまった。どこも林業と言えばシカ害に苦しんでいるものだから、つい口を挟んでしまった風に。
そういや、こんな写真を紹介しよう。
シンポジウムの私の講演風景と、パネルディスカッション全景。
パネラーの時はマスクをつけているけど、講演では外している。なぜか。……単に熱を帯びて話すとマスク姿では息苦しくなるから、と言ってもよいのだが、実はパワーポイント用に自分のパソコンを持ち込んでいる。これ、最新鋭機種なもので、顔認証方式。ところが、マスク顔をさらすと、認識できずにフリーズしてロックがかかるのだよ(泣)。前回の講演でも他人が顔をさらしたために起きて、開錠するためのPIN番号を覚えておらずに焦ったわけだ。今回はさすがにPIN自体は覚えているものの、すぐにロックされては困る。そこでマスクを外したのだ。いやあ、よい理由ができた(笑)。ちなみに演壇から最前列まで2メートル以上あるから、大丈夫、多分。
« 河童のミイラ、と河童釣り | トップページ | 花巻おもちゃ美術館、大人の見所 »
「取材・執筆・講演」カテゴリの記事
- Wedge12月号とクマスプレーの仰天案(2024.11.21)
- 手取りを増やせ!Wedge ONLINE記事の裏の意図(2024.11.13)
- 東京でクマ対策(2024.11.11)
- 「病理としての盗伐」医療系動画に出演(2024.10.31)
- Y!ニュース「森林健康経営~」を書いた裏事情(2024.10.21)
コメント